QLOOKアクセス解析

光と影のエチュード 2危険な女

飾り33
  誓約の地 × 【侵蝕恋愛】
〈ケイ視点〉




近づけば 崩壊する。





2危険な女
飾り34



 少し前から、その女に気付いていた。
 大通りを急ぐわけでもなく、ふらふらとよそ見しながら歩く姿が何となく目をひいた。
 それは俺に限ったことでは無かったようで、時折女を追う男の視線が交錯する。
 だがその女は囃したてる男どもの声を全く意にかえさず、まるで聞こえていないかのように素通りしていく。

 確かに見栄えのいい女だ。
 遠目で見てもわかるほど手足が長く、艶やかに流れるストレートの髪に光の輪が踊っている。
 この街を眩しそうに眺める女はどこか楽し気だ。

――観光客か?

 連れの一人でもいそうな女が、一人で歩いていることに違和感を感じた。


 別に後をつけているわけではない。
 同じ方角に俺も用があって、その通り道をあの女が先に歩いているだけのこと。
 見栄えのいい女はいくらでも知っている。
 誘えばついてくる女も腐るほどいる。

 どんな女も結局はみんな同じだ。肌を合わせれば興ざめなほど媚びた声をあげる。
 面倒だなといつも思う。
 ことを成すことよりも成した後の女どもが、まるで判を押したようにとる言動の数々に。
 何を期待しているのか。
 ただ生理的な排泄行為にちょうどいい器でありさえすればいいというのに。


 眺めているつもりもないのに、視界に映り込む女が何故か目障りで仕方がない。
 追い越すつもりだった。
 そう思って少しペースをあげ、追いつく数メートル先で女は角を曲がった。

――何をする気だ?

 その女は路地裏への道を曲がっていく。
 その通りまで来て先を覗くと、女は躊躇うことなく進んでいた。

 女が曲がった先にあるのは、いわゆる娼婦街だ。
 それも一番最下層の。
 街の明かりが燈りはじめるのを合図に、どこからともなく現れる女達の誘い道。

――どこへ行く?

 どう見ても商売女に見えない姿で、勝手知ったる女達のように闊歩していく。
 どんな男に足を開きに行くのか、少しだけ興味がわいた。




 少し離れて歩いているつもりだったが、思ったより距離を詰め過ぎたようだ。
 それに気付いた時にはすでに遅く、その上女は突然立ち止まり、慌てて戻ってきた。
「痛っ!」
 そう言って俺の胸に思いっきり突っ込んできた女は、俺を不思議そうに見上げている。

 ぶつかった非礼を謝りはじめたその女の顔をはじめてみた。
 思っていたより色が白い。
 大きく潤んだ目は榛色に輝き、凛として透きとおる瞳はこの女が聡明であることを告げている。
 艶やかな肌はこの薄暗い路地でもわかるほど滑らかだ。

――悪くはない。

 だが俺がこの女にはじめに感じたのは、息苦しさだ。
 目を逸らしてしまいそうになる眩さ、震えを感じてしまうほどの苦痛――。
 唐突に心の中をよぎる。

――綺麗な、紅い瞳。

 だがそれは、あの時感じた感情とは違う名をしていた。
 俺はその感覚の名を知っている。わかっているのに、わけがわからなかった。
 人畜無害に見えるこの女から目を逸らし続けたくなる、逸らしたいのに逸らせなくなる。
 その感情の名は、畏怖だ。

 俺の前で謝る女が少し笑った。人が美しいと形容するに相応しい容姿だ。
 道すがら、街の男どもが声をかけていたのはそのせいだろう。
 だが俺の中でひっきりなしに警鐘が鳴り響いている。
 この女は危険だ、と。

「……こんなとこで何をしてるんです?」
 かかわるなと声が聞こえるのに、思わず問いかけてしまった。
「迷ってしまって――」
「なるほど」

 なんてことはない。ただの迷子だ。
 そして俺はこの時、こういう状況で一番最良の選択をとった。
 俺の眼の前から存在を消し、言葉を消す。完璧なまでに無視をするという選択。
「あ、待って! ください」
 先を急ぎ始めた俺の腕を掴んで女が足止めをする。それで全てが代無しになった。

――まるで捨てられた子犬だな。

 途方に暮れる状況で、なんとか活路を見い出そうとしている。
 精一杯愛くるしい目で見上げ、その愛情に訴えて拾われる――それは生き伸びる唯一の方法を本能的に知っている者の目。
 俺にその手の感情を期待するのは筋違いもいい所だ。生憎だが、一片たりとも持ち合せがない。

 ため息をついて軽く一瞥すると、少し考えてから答えた。
「……なんですか?」
「カフェ〈ラ・ルーナ〉へ行きたいんです。路を教えてくれませんか?」
「…………」
 問われたのはこの街でも一番有名なカフェだ。
 観光客にも人気のあるスポットで、そこへの道を知らないなら完全に異邦人。

――しかしこの女、正気だろうか?

 この通りで男に声をかける。迷い犬にはその意味がわかっていないのだろう。
 この道で佇む女達は、様々な手管で男を誘う。
 気をひく言葉で、媚びた視線で、匂い立つ肢体で。

 それは別段非難に値しない。生きるための生業だからだ。
 だから女が投げかけた無知も、受け取りようによっては誘い文句となる。この街で知らない者などいないカフェを教えてくれと声をかければ、男は嬉々として応えるだろう。

 男に話しかける手管。
 そうとられて女が買われても、そのままどこかに連れ込まれても文句など言えるはずがない。
 誘われたのだと言われたら反論すらできない。

 ここはそういう通りだ。


「あの――、知りませんか?」
「いや――」
 それを教えてやるべきか、それとも――。
「いいんですか?」
「……何がですか?」

 自分が今どんな危機に瀕しているのか、どんな羞恥な物言いをしているのか、わかっていないのだろう。
 人を疑うことを知らない、腹立たしいほど無垢で愚鈍な女。
 急に笑いがこみ上げてきた。

「見知らぬ土地の、人の来ないような路地裏で、初めて逢った男に行き先を告げて、もし俺が嘘をついてどこかに連れ込もうとしたらどうするつもりなんです?」

 少しだけ揶揄するように声をかけると、案の定驚いた顔で考えはじめていた。
 俺を値踏みするように眺めた女は、暫くすると口を開く。

「……探し物、ですか?」
 予想外の切り返しだった。
「俺が? 何を言ってるんです?」
「そう、ですよね」
「探しているのは貴女でしょう?」
 恥ずかしそうに頬を染める女は、困った顔で俺を見ている。

「……連れ込むんですか?」
 媚びるわけでもなく、金切り声で非難するわけでもない口調。言われたことに対する素朴な疑問。
 問うことも問われることも苦痛だった。
 問いには答えが必要になり、おのずと「会話」というものが成立してしまうからだ。

 そもそも会話というものを俺は好んで交わさない。
 会話とは相手への興味と関心という疎通があって初めて成り立ち、興味のない者への儀礼的な会話は虚無以外生み出さない。
 出来ないことではない。もう何度も繰り返してきたことだ。
 相手の望むものを身繕ってやることにうんざりしながらも、適当に愛想よく応えることは造作もない。

 だが――女の瞳が、その笑みが、俺の思考を簡単に打ち砕く。
 実の無い言葉を発すれば、その虚はこの女の上を滑り落ちるだろう。
 それはそのまま俺の元に跳ね返り、その空虚さに不快感が募る。
 それを確信できる何かがこの女にはあった。無意識に問いが生まれ、感情で応えそうになる。
 引きづられる前に取り戻さねばなるまい。

「では、ご期待にこたえますか」
 そう言って女の腕を取る。
「ちょっと――」
「どうしたんです?」
「いえ……困ります!」
「なぜ?」
「つ、連れ込まれるわけにはいきません! お……怒られますから」
「怒られる?」
「はい。友人と……彼に」

 怒られるから行かないと言う。
 まずは身の安全を考えるべきところで、その切り返し。
 そこに自らの意思などはなく、その思考も行動も他人まかせとは恐れ入る。
 何とも素直で愚昧な女だ。

 別に唾棄すべき程のものでもない。ただこの女は、言葉を求めながら声を奪うのだ。
 予想外という困惑と混乱は好みではない。
 困惑と疑問は自ら発する問いになってしまう。この女は俺にそれを突き付ける。

「〈ラ・ルーナ〉への道を教えて頂ければ、それで」
 及び腰になる女の手を咄嗟に離し、とりあえず言い募った。
「……俺もその店に用があるので、一緒に行こうかと思っただけです」
 長く捉えていては危険だと何かが叫んでいるのに、息苦しさで自分でも予想外の言葉が出た。

――イライラする。

 完全な嘘は言っていない。俺もその店に用があるのは事実だった。
 だが連れて行こうなどとは思っていなかった。
 食指の動かない女には、障りのない言葉さえかけてやる理由はない。
「そ、そうだったんですか?」
 そう言って女が微笑んだ瞬間、光が霧散した。
 その女から発せられる小さな欠片が、薄暗い路地に零れていく。

――月。

 薄暗いこの路地裏でこの女がみせるその光は、まさに柔らかく灯る月明かりのようだ。
 零れ落ちる仄かな光に気付かなかったのは、この路地裏に沁みついた淫靡な空気のせいかも知れない。
 だがこの女が持っているそれは、吐き気がするほど苦手なものだった。
 女の纏っている空気が煌めくように零れ堕ちる。歪で吐き気を催すほどの感覚になぜか目が離せない。

 幸福と祝福に抱擁された、この女が纏うもの。
 不思議そうに首を傾げるこの女を見ているうちに、後ずさりしそうになった。

――気味が悪い。

 得体のしれないものと対峙しているような居心地の悪さが消えない。
 俺の中で、はるか昔にラウルの家で感じた感覚がとぐろのように渦を巻いている。
 粗末な食卓、無意味な笑顔、咀嚼することを強制された手料理の数々が迫ってくる、おぞましい記憶。
 たった独り、その世界を共有できないという強烈な孤立。

 いや――。
 この女を取り巻くそれは、それよりももっと鮮烈で、足元から崩れてしまいそうなほどの眩暈に襲われる。
 しなやかに薫るその肢体は美しく、華奢で儚げな容姿は目に麗しい。
 しかし浸蝕されれば崩壊しかねない、すさまじい破壊力を内包していた。

 俺という世界とはかけ離れた世界で生きている女。
 漆黒の闇を切り裂くように霞む、光。

 この女は危険だ。
 何かを連想させ、何かを感じさせ、何かを訴えかけてくる。
 俺が切り捨てたもの、はるか昔に置き忘れてきたもの、その中に潜んでいた……何かを。
 波が切り立つ崖に打ち寄せながら柔く脆い部分を削り取っていくように、俺の築いてきた静寂の世界に侵蝕しようとする。

 ただ、笑っただけで。
 ただ無意味に垂れ流す、笑顔という幻影だけで。

――気にするなことはない。己を取り戻せ。侵蝕される前に。

「本気でどこかに連れ込むと思ったんですか?」
「すみません!」
「……それも嘘だったらどうするんです?」
 そう言うと動かなくなった。
「冗談ですよ」
「冗談?」

 俺の真意を計りかねて困惑する女に「名前は?」と問いかけると、素直に名を告げる。
 それで少しわかった。
 この女は鋭い切っ先を持つ刀だ。その剣先を突き付けられ、身の危険を感じるほどの。
 その剣先が己へ喰い込まないように、人はそれを素直とか優しさという言葉の鞘に納めるのだろう。
 それがこの女の正体、その根幹。

 お前と俺は違う。それは別段特異なことではない。
 人は誰でも、誰かと全く同じであるなどあり得ない。
 ただその差異の大小で、共感と疎外感が変わるだけのこと。
 ただ異なる世界が純然と横たわっている、それだけのことだ。

 だからお前の尺度で、お前の瞳で、俺を、俺の世界を犯すな。
 望みもしないものを押しつけるな。
 傍に、寄るな。

――流されるな。冷静になれ。

 頭を振ってよけいな感情を追い出した。
「ユナ、か」
 整った容姿にすらりとした肢体は美しいはずなのに、欲望を駆り立てる色香さえみじんも感じない。
 食指も動かぬ器に用はない。

「……面倒な女だ」
 滲ませた侮蔑と嘲笑、言葉に込めた毒は確実に女に届いたはずだった。
 いやなら来た路を引き返せばいいと含みを持たせたはずだった。
 普通ならそれで終わる。
 しかし言葉に手ごたえを感じることができない。放たれた言葉の矢じりは女の中にずぶずぶとめり込んで、はじめから存在しないかのように跡形もなく消えていく。

 この街にいるのは俺だけではなく、この女の容姿に、その笑顔に、魅せられる男もいるだろう。
 そいつらに助けを請えばいい。
 女など、どれも同じだ。
 そう思っても警鐘は止まない。

 慎ましくも温かい生活、困難にも立ち向かえる目標や生業、笑顔になれる心のありよう。
 それらを人は幸福と呼ぶらしい。
 共感という最大公約数を得られる不文律。

 人が切望する「幸福成るもの」の構成要因は、異なる人々を結びつける優れた機能となり、その共通認識が善悪を決め、法を定め、国を作る。
 同じ遺伝子を持つ小さな共同体が構成する社会では、その培われた共通認識が言語として成り立つようだ。
 その共同体をラウルは『家族』と呼んでいた。
 人はその欠片を集約し、人格と新たな共同体を形成していくらしい。

 では俺は、彼らの構成要素をこの先も得ることは無く、永遠に理解など出来ないだろう。
 はじめから喪失している者が、共感出来ないのは当然のことだ。

 それは恥ずべきことでも、優劣でもない。ただの差異である。
 だから恐れることはない。
 そのことに空虚を、飢餓を、孤絶を憶える必要などないのだ。

 それなのに。


「あの――」
 呼びとめられて、引きづられるように振り返った。
 警鐘で耳鳴りがする。
「貴方の名前は?」
「……ケイ」


 女が少し微笑んだ。
 路地裏と交差する大通りの陽光が、女から霧散する欠片を飲み込んでいく。


――眩暈がする。




 この日俺は、深い海溝が走る向こう岸をはっきりと認識した。
 眺めることはできても決して踏み入ることはできない、「幸福なるもの」を内包する対岸の姿を。


 俺の目前に純然と横たわるその対岸の名は、『ユナ』と言った。


















飾り34


こんばんは。YUKAです。
今回も私の敬愛するcanariaさんが運営するブログ「音速形而少年」で綴られている【侵蝕恋愛】と、私の稚拙小説「誓約の地」のコラボ企画です!今回はケイ様視点で書かせて頂きました。
【侵蝕恋愛】をお読みの皆様はケイ様のキャラをご存じだと思いますが、きっと彼は優奈が苦手です(笑)
優奈は優しさ、温かさ、素直さ、そして家庭的。。。という、チョコレートパフェに生クリーム増量、チョコ倍かけというぐらいてんこ盛りの人なので、ケイ様はきっと、いや、絶対苦手だろうと、嫌悪すら覚えるだろうと思ったことに端を発しております。

※以下、私の勝手な解釈です。【侵蝕恋愛】本編とは違う部分もあるのでご容赦を。
彼の世界は孤独で、その孤独を享受していて、その世界で生きています。
まだお読みになられたことが無い方は、美しく端的な「ケイ様の人物紹介」がありますので、それを見て頂くと彼の人となりが少しわかるのではないかと^^
そして、ここに出てきた「ラウル」くんとのお話は、case.3/ケイ ー2話.過去ー を元にしています。
全体的にケイ様が優奈に感じているモノは、この時のものよりももっと鮮烈で激しいものです。

一方、優奈は意識したわけではなく、そういったもの「優しさ、温かさ、素直さ、そして家庭的」を無意識に発散しているような人です。人はそれに共感し、癒され、そこに惹かれたりするのですが、そこに共感できない人にとっては、ある意味暴力と感じるものではないかと思うのです。優奈から発散される「優しさ、温かさ」のようなものが、鋭利な刃物のように感じるというか。

彼の感じる差異の対岸。それは彼の世界にはない「一般的な幸福なるもの」
優奈はその象徴。
激しい嫌悪や拒絶は自己の世界の崩壊に繋がる怖れからきているのだという勝手な解釈です。その恐れは、知らない世界へ踏みこみそうなの恐怖、引きづられることへの嫌悪――という思いで書いています。
女性として(性的な)魅力は感じてません(笑)ケイ様の(排泄行為的な)好みは杏子(*´∇`*)
しかし見た目は悪くないので、美しいものを鑑賞する程度には認めているという感じで。たぶん面食いのケイ様は(爆)そこは許容範囲ではないかと。。。そして次話は、【侵蝕恋愛】の女神、セイレンの登場です^^
身勝手な講釈を交えつつ、ここまでお読み頂いてありがとうございました!
関連記事

Comment

今晩は
ボクが思うに ケイの言動は 順序が逆だと思われます

誹謗中傷ではないので 

単に ボク自身の勝手な解釈なのですが

まず ケイは 自らと相い容れないものには

近づかないでしょう

言葉をかけられたとしても

無視をするか

軽くあしらうんじゃないかと思われます

聞こえぬふりで足早に通り過ぎるか(たとえぶつかってきたとしても)

ボクも観光客で地理に疎くてと 立ち去るか

仮に気まぐれで返答したとしても

女を試すかのような言葉などは吐かないで

この先にはないと告げ放って置くぐらいでしょうか

女に危険なものを感じていたなら尚更で

特に危険を犯すこともないと スルーしてしまうのが

ケイらしいと思うのですが


批判めいたコメントなので

削除されても仕方無いかもしれませんが



いちご



  • 2013/03/21 20:48
  • いちごはニガテ
  • URL
いちごはニガテさん
いちごはニガテさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!

そうですね。ご指摘の件はもっともだと思います。ケイ様の性格ならば素通りでもおかしくはないかな?と私も思います。実際、話しかけられた優奈の前を素通りするケイ様も状況の候補にありました^^【侵蝕恋愛】のエピソードにもあるように、ケイ様は女性に対して冷めた視点を持っているからです。ですので、「おお!そうですよね~~」と思いながらコメントを読ませて頂きました^^

以下は、私なりの解釈と【侵蝕恋愛】に対する愛情だと思って頂ければと思います^^

以前の、もしくは通常の場合なら、もっと言えば他の女性ならおっしゃる通り私もそう書かせて頂いただろうと思います^^ですがここに書かせて頂いているケイ様は、すでに「セイレン」と出逢っている彼であり、そのことで少しずつ、彼は以前の彼と同じようでいて既に違っているのではないかと思っています。そのくらい、ケイ様にとってのセイレンは特別であり、ある種運命であると。
そして手前みそですが、「優奈」というキャラも普通ではない何かを持っている女性、として書かせて頂いています。ケイ様は聡い、鋭い人だと思っています。だからこそ優奈と出会って感じたもの、普通の状態ではない彼の行動、その違和感を書いたつもりなんです^^;

この話は、ケイ様とセイレンが出逢った〈ラ・ルーナ〉でのお話、ラウルの家でのお話を軸に構成しています。セイレンと逢った時、拒絶しながらも惹かれていく感情に戸惑い、無視しているはずなのにしきれず、相手も自分自身も嫌悪するケイ様ですが、それを踏まえ、またその対比としても書かせて頂いています。
私の中で、ケイ様が「愛」という感情に翻弄され、揺さぶられる相手は、「レイラ」さんを除けば「セイレン」だけなのです。ですから優奈に対して抱くケイ様の感情は「愛情」以外のもので無ければなりませんでした。相手に惹かれる感情の中で「愛」という感情はわかり易いものですが、優奈に対して惹かれている理由はもっと違うなにか……。「なにか……」って、逃げのようですが(笑)そこには色々入り混じった感情を含めています。

セイレンに対しても決して綺麗事ではない感情を抱いていますが、歪んでいても、表現が違っていても、彼はセイレンに対して「愛情」を感じていると思っているんです。本編で彼がセイレンに感じる「苦しさ」は、「愛」によるものだと思っています。セイレンに対して、今まで誰にも抱いた事のない感情に戸惑っていたケイ様ですが、それでもスルスルとその存在を受け入れてしまっている、そうせざるを得ないのはそのせいではないかと。拒絶することの多い彼ですが、拒絶されることを恐れているからこそ。それは彼の過去やトラウマのようなものが係わっていますが、その中でケイは全てを受け入れてくれる「セイレン」を無意識に感じ取り、その「セイレン」の全てを手中に収めたいと願っている気がしてます。それほど繊細なのではないかと。

「苦しいのは愛しすぎているせい」で、愛することに苦痛が伴う時、それは愛が過剰だからなのだそうです。全てを己にとりこみたくなるほどの自制の効かない過分な感情は「共依存」などでも見られる現象だそうですが、その心のありようが、上手く心を作れなかったケイ様の歪みであるような気もしているのです。
でも「愛」を知らない人ではなく、そこに抱いている感情が一般的な「愛」そのものでも無いと思うのですが、そのことに対する表現が分からない、または歪んでいるのだと思っています。彼の心は虚無が覆い、空虚さにさえ飽きてしまっていると思っていますが、同時にとても繊細で感情豊かで、その繊細さゆえに実はとても敏感なのだと思うのです。でもその繊細さ故に、流れ込んでくる感情に翻弄されていると、本当に心が壊れてしまう。
心を守る術を教われず、その術を持たなかった幼い彼は、外界を拒絶するという方法で自分自身を防御しようとし、理詰めの思考でバランスをとろうとするのだと思っています。でもその感情の形を表現することを学ぶことができなかった子なのだと勝手に解釈しています。器用に立ち回ることのできるケイ様ですが、実はとても不器用で繊細な人だとも思っているのです。

本当に「知らないもの」に人は怖れを感じないと思っています。どこかで何かを知っているからこそ、それが本能的に怯えを生むのだと。ケイ様が優奈に対して相容れないと感じていることは間違いないのですが、私は彼が本当の意味で優奈に対して無関心であるとは思っていないのです。どちらかというと、何となく興味をひいて、無視したいのにできない、それがなぜなのかわからない、そこに「女」を感じているわけでもない――そういう戸惑いを優奈に感じています。
それが彼の中で鳴り響く警鐘でありますが、それは警告なのですが、その警告は嫌悪ではなく興味に対して発せられている感じで。激しい拒絶は惹かれる気持ちへの反射的な感情で。それは決して愛ではなく、女としての興味でも無い。

そもそも排泄行為としてみている女性という器に、ケイ様はそれほど思い入れがあったりしないと思うのです。彼は彼なりの理詰めの思考で「相容れない」とか「得体が知れない」とか「対岸」であるとか表現しているのですが、それも思わず汲みしてしまいそうになる感情にあがらっているとでも言いましょうか?^^
セイレンに対しては「欲情」ともとれる感情を感じていますが、逆に対比として優奈にはその辺は感じていないのです。かといって嫌悪しているのではなく、表現が上手くないので伝わりにくいと思うのですが、有体に言うと優奈に対して「興味がある」んです^^

でもそれを素直に出さない、出せないのが彼の彼たるゆえんだと。思わず手を出そうとして、理性で手を引いて、思わず問いかけて、我にかえって、そんな自分に戸惑って、自己嫌悪に陥る――という忙しい感情に翻弄されています。一連の「らしくない」言動と行動は、その想いから発せられたのだという、私の想いがあったりします^^私がここに込めた想いというのは、何となく目を引いて思わず動向を気にしてしまうほど気になった優奈に対して、いつもと違う行動を取ってしまうケイ様であり、そのことに戸惑い、悪態をつくことでバランスを取ろうとする彼なのです。そこはケイ様と「セイレン」の出会いや彼の中に巻き起こった感情の綴られ方に対して私なりに似せていたりもします^^;
興味はない、相容れないと思いながら、なぜか優奈をかまってしまう自分自身に対して理解が出来ず、優奈に引きずられて無意識にとってしまう予想外な自分の意識や言動に苛立ち、ムキになったその後で自己嫌悪に陥り、それを立て直そうと必死に悪態をついている、という感じです。

――って、私も私の想いを綿々と語ってしまいました――!人様のキャラで何ということを^^;;
ひとえに、【侵蝕恋愛】とそのキャラたちへの愛情だと寛大に解釈して頂いて、お許しいただければと思います^^

勝手な解釈はもちろんいいのです!^^「光と影のエチュード」は私が書かせて頂いていますが、私自身が素晴らしい作品である【侵蝕恋愛】に対して、またその中の魅力的な登場人物である「ケイ」と「セイレン」に対して、私なりの解釈をして創作させて頂いているのですから。もはや2次小説なんです(苦笑)
ただもし、お話よりもその違和感が目について愉しめなかったとしたら、それはひとえに私のせいであり、大変申し訳なく思います。ですがもともと完成された秀作作品である【侵蝕恋愛】のキャラを、素晴らしい書き手様であるcanariaさんではなく私が書いているのですから、皆さんの中にある【侵蝕恋愛】に対する想いなどと違う面もあってしかるべきだと思っています。
ですからいちごはニガテさんのコメントは批判ではなく、【侵蝕恋愛】に対する愛情と思い入れによるものだと思っています^^
あれ? 何~~?と、その違和感までも愉しんで頂けるよう、この先も綴らせて頂こうと思います。が、頑張ります!^^

UP日に早速のコメント、本当にありがとうございました!^^

  • 2013/03/22 17:38
  • YUKA
  • URL
  • Edit
長文でのご返答ありがとうございます
批判めいたボクのコメントにお答えいただき感謝です

侵蝕恋愛も誓約の地も ボクにとって とても感銘を受けている作品 なので

つい思い入れが激しく入ってしまいました

両作品の一ファンとしての コメントのつもりでしたが

非礼が
あったことをお詫び申し上げます

 相変わらずの毒舌な いちごはニガテ 

  • 2013/03/22 19:12
  • いちごはニガテ
  • URL
いちごはニガテさん
いちごはニガテさん、こんばんは^^
追加コメント、ありがとうございます!

いえいえ~~かえってお気遣い頂いてしまって、申し訳ないです。
私の作品まで【侵蝕恋愛】に並べてくださって嬉しいですが恐縮しちゃいます^^

大丈夫です^^
思い入れが強くなってというお気持ちは凄くわかりますので^^
非礼ではありませんので、お気になさらないでください^^

再度のコメント、ありがとうございました^^

  • 2013/03/22 21:10
  • YUKA
  • URL
  • Edit
こんばんは〜(^^)
YUKAさんこんばんは!
前回の優菜さん視点から一転、ケイはこんな事を内心思っていたのですね・・・!!何度も何度も読ませて頂きました!他の方のコメントも読ませて頂きました!
そして改めて思ったのは、皆様にこんなにもお心遣いを頂ける事の有り難さ、またこのような素晴らしい企画を立ち上げて下さったYUKAさんの素晴らしさ、その全部にありがとうございますという気持ちの再確認でした。
皆様、本当にありがとうございます^^

ケイですが、確かにセイレンと出逢う前、相手が優菜さん以外の女性だったら、スルーする可能性大ですよね!こういう行動の一つを取っても、自分が書いてきたものから、皆様がそれぞれの、その方の中での「ケイ像」を形作って下さっている、という事実に、不思議な、じんわりとくる温かい気持ちを覚えました。

実際、一話目の優菜さん視点の時は、彼は一回スルーしてましたよね!これで、優菜さん以外の女性だったら、ケイはいつも通りに鬼畜ぶりを発揮してスルー達成出来た筈・・・!!(笑)
でも、相手は「優菜さん」だった・・・やはり、このことは、ケイが普段通りに振る舞えなかった要因として大きかったのだと思いました。
そしてケイ自身も、普段だったら近寄りもしないし声もかけないし、あしらって終らせることが出来たのに、きっと、優菜さんの「捨てられた子犬」のような「愛くるしい目」に見上げられて、まさに「警鐘」を無意識下で感じてしまったのですね。きっと、この時、優菜さんに「引寄せられた」んだと思うのです。
YUKAさんが仰るように、この時ケイが感じたのはセイレンに感じたものとは違う「何か」で、その「何か」こそが、「誓約の地」のヒロインでもあり、「優しいだけではない」優菜さんの優菜さんたる所以なのだと改めて感じたのです。それは、様々な問題を読者に投げ掛けたメッセージ性のある〈懺悔〉の章を読了した直後だからこそ、抱ける想いなのだと思うのです。そういう所も含めて「コラボ作品」なのですね^^
そして、ケイは、「誓約の地」を読んでいない人の筈なのに、優菜さんの本質を一瞬で感じてしまったと・・・それは「興味」という形で出ているんだけれど、でもその興味は自分を犯しかねない、自分の価値観がぶれることに繋がりかねない感情である事が分かっているから、興味と拒否の間で戸惑い揺れて、自身を持て余しているのだと感じました!
まさに「優菜マジック」・・・「誓約の地」で杏子さんが使っている意味とは違う方向で働いてはいるけれど、それはやはり、優菜さんという人物の魅力、吸引力だと思うのです。それが好意であれ悪意であれ、人に何かを強烈に与える事が出来る人は、やはり普通の人にはない「何か」を持っているのでしょうね。優菜さんは、まさにそういう女性、ケイにとって危険で理解不能で、でも魅力的な女性だったのですね^^

それから、個人的にとても嬉しかったのは、ラウルのエピソードを盛込んで下さった事・・・です!個人的に、ここのエピソードはケイを語る上で外せない、という思い入れがありましたので、YUKAさんのきめ細やかなご配慮が身に染みました。
派手な女性関係で埋もれがちなのですが、彼はラウルに対していろいろ複雑な「同い歳の男同士だからこそ感じる感情」を隠し持っているんです。ケイの複雑な気持ちを汲み取って下さった事が素直に嬉しかったのです。ありがとうございます!
そして、多分、これは書いた本人だからこそ気付くことなのかもしれないのですが、ところどころにYUKAさんが散りばめて下さっているお気遣い、すごーくすごーく感じました!あ、ここの文章は・・・あ、ここのこの表現は・・・とか、YUKAさんの感性に溶け込んでいるのに、私の雰囲気も溶け込ませようとなさっているご配慮をすごく感じたんです。
家族の定義、ケイの心象風景、・・・「光と闇のエチュード」の為に、YUKAさんがお心を砕いて下さった光景が目に浮かぶようでした。
お忙しいだろうと思うのに、いつもお優しい配慮ときめ細やかな作品解説までつけて下さって、私は本当に幸せものです。
コラボ作品だけれど、自分の欠片でもありながら、でも、YUKAさんの生み出された素晴らしい「一つの作品」として、本当に楽しみながら読ませて頂いております。
そして、それは他の皆様方も同様の気持ちだと自信を持って私は言えます!
YUKAさんが仰っていますように、違いも含めて全部、それがYUKAの素晴らしい感性であり、また個性であり、作家性でもあるのだと思うのです^^
読みながら、「あ、YUKAさんはこのような解釈をして下さっているのか!にまにま^^」と、私は「解釈の違い」ではなく「YUKAさんの素晴らしい感性と個性の発見」という気持ちで見させて頂いております。そしてそれは間違いなく「ケイ」であり「セイレン」なのだと思うのです。
私は本当に幸せものです。私も、「光と闇のエチュード」を読ませて頂くと、自分も頑張りたいな^^と元気を頂くんです。

次話はセイレン・・・!!もう、本当にドキドキです!果たしてどんな場面、状況から始まるのか、楽しみにお待ちしておりますね^^

長くなってしまいましたが、皆様のそれぞれの解釈、感じ方、その一つ一つに私は全力で「ありがとうございます」をお伝えしたいと思います。
皆様本当にありがとうございました!!


canaria さん

Canariaさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!^^

優しいお気遣いをありがとうございます。そうですね。皆さんの中にあるそれぞれの「ケイ」と「セイレン」があると思いますので、色々な感じ方があってもいいのかもしれません^^
そしてケイ様のスル―! これは結構共通認識ですね(笑)それほど、彼の個性というキャラクターが確立されている本編があってこそだと思っています^^

優奈もちょっと変わった子で(笑)鋭いのか鈍いのかわからない感じですが、表面的に見えてくる「優奈」の姿だけで無い「何か」をケイ様も感じ取っている、という完全な御都合解釈なのですが(笑)ある人にとっては「好ましい」ものに見える優奈が、誰かにとっては「恐怖を感じる」対象になるというか。今まで優奈をこれほどまでに拒絶した人物を書いた事が無かったので(笑)個人的にはとっても楽しかったです!^^

ケイ様を語る上で、ラウルくんの回は私も外せませんでした。喜んで頂けて嬉しいです!^^その前にあった「ラウル」が見たケイ様の描写と合わせて、とても参考にした回でしたので。ケイ様は、ラウルくんに少し複雑な感情を持っているのですね!そうですよね~~。同い年で全く境遇の違う彼とのエピソードは本当に興味深いです。2人は相手の持っていないものを互いに持っているんですよね。ラウルくんはケイ様に「知ってほしかった」と言っているように、ケイ様に対して少なからず「憐憫」のような想いを持っているのでしょうか。お金もあって何不自由なく過ごせる立場の彼には、彼が好ましいと思う「幸せなものたち」が欠けているから。ケイ様にとっては、それは不要なものであり不知の物であって、決して欲しいと望んだものではないんですよね。

そう考えると、ケイ様が本当に望むもの、欲するものは手に入らないのに、いらないもの、不要なものを他が勝手に与えようとしているんですよね。それは世間的にみんなが欲するもので、それを手に入れたい、それを持つことが幸せであると定義されているものであって、だから彼にも「知ってほしかった」し、「気付いてほしかった」のかもしれません。ケイ様にとっては、もしかすると迷惑なぐらい。ケイ様もそんな周りに慣れていて、それをあしらう術だけは身に付けてきてしまったので、表面上は何とかうまく繕えていますが、根本的なところで他の人とは違うと感じている気がしています。

私は貧困や格差などを認識していなかったケイ様ですが、ラウルくんを通して色々なもの、色々な生活をはじめて「知った」のだと思っています。それと同時に、彼が今まで「知らなくてよかった」ものまでも「知ってしまった」し、気付いたというか。だからと言ってほしいものではないし、でも拒絶だけでも無い。
ケイ様が最後に全てを吐きだし、今度はラウルくんを招いて、全く逆の立場でものを言おうかと冷ややかに考えているその光景が、彼の複雑な想いを表しているようです。同じなのに違う――。共通項が多くて、また決定的に違っているケイ様とラウルくんの境遇や性格を通して、私も色々考えたりしました。

以前読ませて頂いた時は、私も純粋に「読み手」として読ませて頂いたのですが、この作品を書くにあたり「書き手」側として何度も読ませて頂きました^^その度に、canariaさんがお使いになっている言葉使い、言い回し、そういったもののセンスにあらためて感嘆しているんです^^
そして~~!散りばめた色々な表現!気付いてくださったのですね^^恥ずかしいやら恐縮やらですが、一応ケイ様を形容する今回は特にその言葉や文章を色々参考にさせて頂きました!(・・。)ゞ 少しでもその世界観に違和感なく溶け込めるようにと思っていた所以ですが、それでも私が書くと「なんのこっちゃ……(苦笑)」という個所も多くて~~(笑)

優奈に対してのケイ様は、異常なほど警戒しているのですが(笑)前を歩く優奈の姿を見た時からなんとなく気になっていた――という書きだしなんです^^この時点で、もともと全てに対して執着の無いケイ様が気になる時点で何かを感じている、というふうに。家族の形容や心象風景、なんとかなんとか!!と念じながら書いておりました。ケイ様は感じていない、彼の「孤独」、郷里にあって、また幼馴染と居ても、そこに馴染めない、共有・共感できない彼の「個」を感じて頂けたらという思いです。

私自身が【侵蝕恋愛】のどの話にも思い入れがありまして(笑)なかなか客観的には見れないのですが^^それでもこういう場を通して、こんな風にオリキャラと係わらせて頂けて本当に幸せです!^^

次話は<ヒョヌ視点>でセイレン登場です^^なんだかもう、完全に2次小説化する次話からの流れ~~~(笑)だんだん私っぽい展開になっているので、個人的には「あはははははは……」と空を見上げる感じです^^;;1,2話は、この先と続けて考えていたわけではないのですが、それでもこの出会いがそこに繋がっていくといいなと思いながら構成しています^^
そうそう。次話はね、セイレンイメージで画像も作ったのです^^「あ、YUKAさん好きそう~~」って感じかもしれないのですが(なんとなく(笑))<セイレン視点>を書かなかった私からの、セイレンへの捧げもののつもりで(笑)気に入って頂けるといいのですが。。。良かったら、次話も覗いてくださいませ^^

こちらこそ、お忙しい中優しいお気遣いとたくさんの言葉を本当にありがとうございました!!^^


  • 2013/03/23 19:11
  • YUKA
  • URL
  • Edit
こんばんは

まだ、ブログ復活していませんが・・・
テンプレート変更したんですね。
一瞬、とまどってしまいました。

あまり、時間がないので、ゆっくり見れない
のが残念です~
  • 2013/03/24 01:21
  • みやっち
  • URL
みやっちさん
みやっちさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!^^


何だかお仕事が大変そうですね。
自然相手で待ってくれないと思いますので、お休みはできないでしょうけれど
くれぐれも身体には気をつけてくださいませ。

あ。テンプレ。そうなんです!
すみません。だいぶ仕様変更したので^^;;
いきなり開いて違うとビックリしますよね。
驚かせて申し訳ありませんでした。
これはこのまま暫く行くと思いますので^^

お忙しい中、コメントありがとうございました!^^
  • 2013/03/24 19:15
  • YUKA
  • URL
  • Edit
どうも!YUKAさん、こんばんわ!!
実は今日ようやっとここを読むことができました!
ケイ視点ということで大変楽しく読むことできましたー!!
いちごはニガテさんとcanariaさんのコメントを見てて、
本当の本当に思い入れが強いな~と思って読んでました。
canariaさんは原作者ですが(笑)
実は、僕は、侵蝕恋愛はセイレンの幼少期の頃からしか読んでいないので
そこまでケイのことは深く分かりませんが、
ケイが優奈を危惧する仕草は自己防衛がおもいっきり反応しているんだろうなと。
セイレンのように不思議な魅力でケイの心をくすぐるように
ケイにとって、優奈にも同じものが働いてるんだろうな~なんて思っちゃいました。

セイレンと優奈は性も挙動も違うのですが、改めて考えてみると、
2人とも魅力的な部分は非常に似てるって思いました!
この2人がいずれは会うのでしょうけど、どういうことになるか非常に楽しみで仕方ありません(笑)
次回も楽しみに読みたいと思います!
こんばんはです^^
こんばんはっYUKAさんヽ(=´▽`=)ノ
ちょこっとパソコンが不調で、最近読み逃げばかりでした・・・><
起動も動作もすんご―く重くって、いよいよ寿命かも((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
(ちなみに5年くらいは使っているノートパソコンです^^;)
そして改めて、2度めの「光と影のエチュード」読んでいるところでっす☆

ケイ様と優奈さん。
対にいるような、根幹から違うお二人の様子がケイ様視点で綴られていて、canaria師匠の原作で感じた匂いがたちこめているようです^^
勿論YUKAさんの味もあって、そこに師匠のキャラである「ケイ」という個の青年がいるのですが、御二方の描くケイ様が交錯したような気がしてドキドキでした///

特に、ケイ様の女性観念というか、女性という生き物に対する目線が凄く・・・生々しく迫ってくるようです!
>食指も動かぬ器に用はない。
この一文に簡潔にケイ様が反映されているよう・・・!

優奈さんの纏う幸福や抱擁のオーラが刃のようなものだとは、何だか妙にすんなり納得できちゃいます・・・!
YUKAさんは優奈さん寄りの性質だと思っていますが、その対にあるケイ様のような、そういったものが喪失されてしまった人の御心も分かっているのだな・・・と、改めて感じていい意味で鳥肌が。

何分コメでも遅筆&遅読なのですが、じっくり私のご褒美感覚で読ませて頂きますね♪
ではでは、体調にお気をつけてっ(*´∀`*)
ペレさん
ペレさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!!
お返事が遅くなったことを、申し訳なく思ってます。
以前どこかで、長い文章を読むのはあまり得意でないとお聞きした気がしていて、私の小説はちょっと……いえ多分に長文なので^^;;読むのも大変だったのではないかと思います!だから感想が頂けて本当に嬉しいです!!^^

愉しんで頂けましたか――!!よかった♪そうなのです!^^皆さまの中でも思い入れの強いケイ様ですからね^^それだけ【侵蝕恋愛】が愛されている作品なのだと思います^^ペレさんはセイレンの幼少期である「孤児院日誌」から読んでいらっしゃるのですね!^^そしてコメント欄まで目を通してくださってありがとうございます!!^^コメントも長文なので大変だったでしょう(笑)私はコメントはその方に書いているのですが、その内容はコメントに対して私の想いを断片的に書いているので、全体を通して私の中の「総評」みたいになっているのです。ですから、その方に書いているのですが全部を通して読むと色々な想いが出ていたりします^^

ケイ様の反応は自己防衛! そうですそうです!!さすがですね^^
セイレンと優奈は全く違うようでいて、それでもどこか似ている――そんな事を思っています。多くの方に「どこが?」と突っ込まれそうなのですが(笑)極端に振り切れている彼女たちはケイ様にとって。
感じている感情や感覚は違うのですが、気になる、気にするという点では同じような。ケイ様にとってセイレンは受け入れやすく、優奈は受け入れがたいものなのでしょうけれど、どちらもケイ様の心の中に波紋を起こす存在なのではないかと思いながら書いてます。

ペレさん!!似ていると感じて頂けましたか!本当にありがとうございます^^そうですね!!セイレンはとても魅力的♪そして手前みそですが、優奈もまた魅力のある子と思ってます。2人の魅力は極端に違うかもしれませんが、どちらも「他にはない、他には居ないタイプ」としての共通項があります^^

もうね。この先はどんどんパロディーっぽくて(笑)完全に2次小説化しているので、本編とはまた違う彼らを楽しんで頂けたら嬉しいです!!

お時間のある時でかまいませんので、またいつか感想を聞かせて頂けると非常に励みになります!
――って、もう書きあげてはいるのですが(笑)
コメント本当にありがとうございました!!^^


  • 2013/04/14 02:16
  • YUKA
  • URL
なによしさん

なによしさん、こんばんは^^
わぁ~~~お久しぶり♪コメント頂けて嬉しいです!ありがとうございます^^
【侵蝕恋愛】をよくご存じのなによしさんに読んで頂くのはとても光栄で、同時にとても恐縮してしまいますが、本当に嬉しいです^^

私のPCも気分屋さんで困っていますが、なによしさんのPCも大変そうですね^^;;原因はわからずですか?ネットの無い環境は考えられないですよね~~!!そんな中、コメントありがとう♪

コメントが嬉しくて踊り出しそうですが^^そうなんです!ケイ様と優奈はある意味全く違う世界の住人ですね。気質というか性格というものではなく、もっと根幹的な部分が違うと思っています。
【侵蝕恋愛】本編でもセイレンの心の中は描かれていませんが、ケイ様の視点はあるのですよね。そこから推測するに、私は彼を彼として形成してきた根本は、やはり彼の幼少期にあると思っています。

物語の中では、生まれながらにして極端な思考を持っている人物が描かれることがありますし、現実にも居るのかもしれないともうのですが、ケイ様の場合は過去に起こった出来事が彼の中でトラウマのように残っていて、そしてその後のフォローのようなものが全くない状態で育った彼は、心の成長に一番影響する時期に独自の形成をしてきたのだと思っているのです。それは色々なことでどんどん歪んでしまって、その歪みを歪みと気付かせてくれる人もいないまま育ったために、もはや修正はきかないのだろうと思っているのです。

幼い彼は決して歪んでいたのではなく、生きるために生きていく過程で歪みを歪みとして受け入れて、何とか折り合いをつけているうちに彼になったのだろうと。それをケイ様は決して否定せず、むしろそのことを許容している気がします。無意識にでも、意識的にでも。

セイレンはまた別なのですよね^^
身体的な違いからか、受け入れて貰えなかった過去からなのか、生まれ持ったもののためになのかわからないのですが、物心つくときには「人と違う自分」をうっすら認識していて、また不器用な性質が作用して、少しづつ傷ついて来たのではないかと。結果的にはセイレンもまたどこかが歪んでしまっていて、そんな自分を「こんな自分だから仕方がない」と許容してしまっていて、だからこそ受け入れるということに対して貪欲なのかもしれないなどと思うわけです。

歪みが決して悪いわけでなく、誰でもその歪みを持っていて、ジグソーパズルのように歪みが歪みとして嵌まった時に1つの「何か」が生まれたりするのだと思うんです。それは「愛情」になったり「共感」になったりするのではないかと^^優奈とケイ様は、その歪み方が違うのだと思います。だからケイ様は相容れないものとして感じるのかもしれません^^

鋭い刃物――
実はこの表現は、以前頂いたコメントをヒントにさせて頂いてます!!私の中でもその想いがあったのですが、なによしさんの表現が私の中でしっくりと嵌まったのです^^さすがだな!と思ったのを憶えています♪

理解できていると感じる話になっていますか?よかった~~~!そう言って頂けて凄く嬉しいです^^
実は、私が生まれ育った家というか家庭は、一般的な家庭と同じ顔をしながら少し変わっていて、その中で生きてきたことが影響しているのかもと思ったりします。
別に私は普通の生活を送っていたのですが、母は色々な意味で少し(?)世間の「母」とは違っていて、ウチの中には家でしか通じないかもという常識が存在していたんですね。そこには色々な大人の世界も多く混じっていて、人の「心の中」も垣間見れる世界でした。詳しく語ると長文過ぎるので(笑)気になって聞きたいと思った時はメールで(笑)あ、決してやくざな家ではないですよ~~(笑)一風変わっていたんです^^

そうですね^^私の性質というか性格は優奈に近いかも。(私は能天気でお気楽なだけなのですが^^;;)優奈ほど強くもなく、また優奈ほど優しくもなく、優奈ほど厳しくもないのですけどね^m^
ケイ様と優奈は「陰」と「陽」、もしくは「右」と「左」といったぐらい違うのですよね。人は「陽」の部分をよしとし、「陰」の部分を隠そうとしたりしますが、本当はそのどちらがいいということでは無くて、それは誰にでも存在しているものなのかなと思うんです。優奈もケイ様もその性質が極端に振り切れているのですが。
人は物語のように心の中をすべてさらけ出したり、その人の生きてきた過程を告げることはありませんから、出来上がっている一人の人としての表面を見て判断します。だからこそ共感を得られない「喪失感」や「孤独」はその形のまま奥へ奥へ入りこんでしまうのかも。
私の中にもきっと歪みがあって、その喪失した部分を心の奥で共感できるものがあるのかもしれません^^

今回、コメントを頂けて本当に喜んでおります!!^^
また時間がある時にでも目を通して頂けたら光栄です^^
まだまだ青い森は寒いのではないでしょうか? くれぐれも心と体を休めてご自愛くださいね^^



  • 2013/04/14 03:08
  • YUKA
  • URL
Comment Form
公開設定


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。