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光と影のエチュード 1紅い髪の男

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  誓約の地 × 【侵蝕恋愛】
〈優奈視点〉


失ったものは 何?




紅い髪の 

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 しまった。完全に迷ってしまった。

 久しぶりの旅行計画。凄く楽しみにしていたのに、直前で仕事が入った。
 どうしてもと請われ、断われきれずに私だけ1日遅れでこの街に入ったのは1時間前。
 慌てて飛行機に飛び乗り、すでに1泊していたみんなとの待ち合わせより早く着いて時間つぶしに街を散策した。

 一度来てみたかった水と光の沿岸都市、〈ラル―ナ〉
 歩きはじめると、街の至る所で〈フィオラ〉と呼ばれる薄紫色の花が咲き誇っていた。
 通称「月の花」という雅な名前を持つこの小振りな花は、1房に連なって咲いている。

 景色を圧倒するようにして咲き乱れるフィオラを、あちこちで選定する職人さんの姿も見えた。
 フィオラは、可憐な花弁とは裏腹に触手のような蔦を隠し持っていて、そのあまりにも旺盛な繁殖力を放っておくと、看板が、建物が、街が埋もれてしまうのだそうだ。

 近づけばふわりと甘く濃厚な芳香が漂う。
 その香りに誘われながら街を歩いた。

 街は賑わっている。近々行われるという大きな祭典の準備なのだろう。
 通りには活気があり、人々の顔には笑顔があった。
 この街には独特の風習と言い伝えがいくつも存在し、繰り広げられる大小様々な祭りはその象徴だと言われている。それは観光客の楽しみの一つでもあるけれど、その一つ一つにはやはり意味があるはずだった。

 街には歴史があり、人にも歴史がある。
 そこに生まれたものは刻まれて風化していく時の中で、意味を持ち、形を変え、歴史を作り変えていく。
 意味は深く根付き、記憶は闇に沈む。
 どの国にも権力者がいて、そこに仕える人がいて、使役される人がいる。

 支配する者とされる者。
 隠されたものは、手放しで喜べるほど楽しいものばかりではないだろう。
 それはどの国でも同じこと。
 その国の言葉には、それに係る人の、物の意味が内包されている。

 言葉を知る上で、その国や街や人の歴史を知ることはとても有意義で重要だと思っている。
 言葉を司る仕事をしているせいか、いつもそのことに絡めて考えるのは私の癖。
 旅先ぐらい仕事を離れなさいといつも杏子に呆れられた。
 でも旅先だからこそ、より感じることができるのだと思う。
 その土地の食べ物、人々の生活、その土地を形作る全てのものを直接感じることができるから。

 だから、できればこの街の人とも触れあいたい。そうすることでもっと深く理解できるかもしれない。
 私にとっての旅の楽しみは、いつもそこにあった。



 でもそれがいけなかったと今は思っている。
 この街に触れて、空気を感じて、色々なことに想いを馳せていたら……見事に迷った。




 



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「ここ、どこだろう?」
 気が付くと薄暗い路地に踏みこんでしまっていた。

 敷き詰められたレンガの路はところどころ崩れかけていて、黒くただれたような染みが点在している。
 そこには微かな光しか届かない。
 両脇は小さな窓だけが点在する高い壁に覆われて、空が酷く高い。
 光溢れる表の顔と、全く違った表情を見せているこの街の路地裏。

「どうしよう……」
 このまま進んだら絶対に危ない。旅には慣れているはずなのに、完全に浮かれていた証拠だ。
「素人みたいなことしちゃった」
 引き返そうと振り向いた途端、何かにどんっとぶつかった。



「……ごめんなさい」
 ぶつかったのは、見上げるほど背の高い男の人だった。
 最初、目に飛び込んできたのは髪の色。
 毒々しいまでの紅い髪が、風にそよいで微かに揺れている。

――何故そんな目をしているのだろう?

 不機嫌を張りつけたような顔をして、彼はじっと私を見下ろしていた。
「……こんなとこで何をしてるんです?」
「迷ってしまって――」
 そう言うと彼は「なるほど」と口元を少し歪め、小さく頷いて通り過ぎた。

――え? 通り過ぎた?

「あ、待って! ください」
「……なんですか?」
 すっと細めた視線が……ちょっと怖い。
「カフェ〈ラ・ルーナ〉へ行きたいんです。路を教えてくれませんか?」
「…………」

――なぜ黙るのだろうか?

 カフェの名前を間違ったのかと思ったけれど、手にしたメモには間違いなくそう書かれている。
 ここで一番有名なカフェだと聞いていたのに違うのだろうか?
「あの――、知りませんか?」
「いや……」

 そのまま黙ってしまった彼の答えを待っていると、思案していた彼は私を見て口の端をあげた。
「いいんですか?」
「……何が?」
「見知らぬ土地の、人の来ないような路地裏で、初めて逢った男に行き先を告げて、もし俺が嘘をついてどこかに連れ込もうとしたらどうするつもりなんです?」

 少しだけ口元を歪めて口調だけはあくまでも丁寧に怖いことを言う。
 でもその通りだった。

 考えなかったわけじゃない。この人を信用したわけでもない。
 この場所から早く抜け出したかったのと他に聞ける人がいなかったことが一番の理由だけど、初めて出逢った人にそんな心配までさせて、恥ずかしさで顔が熱くなる。

――オッパよりも背が高いかな。

 思わず目算で計りながら、あらためてその人を見た。
 大人びて見えるけど、たぶん私より若い――と思う。

 驚くほど真っ赤な髪にどこか影を帯びた琥珀色の瞳。女性が放っておかなそうな端正な顔立ち。表情を変えずに見下ろしているその顔は、まるで彫刻のように綺麗で怜悧な印象を与えている。
 笑ったらとても素敵だろうに、それが少しだけ残念だと思った。

 身なりはとてもこぎれいで、ダークグレーのズボンに真っ白なシャツを端折っている。視線を落とすと手入れされた質のいい靴先が見えた。
 だいぶくだけた着こなしだだけど、その一つ一つはかなり上質なものだ。それを気負うことなく着こなしているのは、そういう品を着なれているせいだと思う。

 立ち姿にもどこか品があり、薄暗い路地裏に住んでいる人には見えない。
 生活に困っている印象もなく、働き手にも見えない。

 初めて見た時、彼にこの街の匂いを感じた。
 土地に馴染み慣れたものの気楽さ感じさせる背の高い彼は、多分この街の人なのだろうとわかってはいた。
 冷静な態度、凛とした居住まいは、堂々と君臨する施政者のようでもあった。

 それなのになぜだろう。
 その存在はある意味酷く心もとない。
 この街に馴染み、そしてこの街に馴染めずにいる、そんな感じだった。

――私が何かしたのだろうか?

 目があった瞬間に彼は少し驚いて、僅かに口元を歪めた。
 そこには不安と怖れと少しばかりの安堵が浮かんでいた。

――なぜ、この人はそんな目をするのだろう?

「……探し物、ですか?」
 咄嗟に浮かんだ言葉。
 無くしたものが見つからなくて途方に暮れている、でももう諦めてしまっている、そんな感じ。
 まるで小さな子供みたいだと思ったせいかもしれない。

「俺が? 何を言ってるんです?」
「そう、ですよね」
 探しているのはあなたでしょうと呆れる彼の言葉に、もっともだと思った。
 自分でも何でそんなことを言ったのかわからない。

 透きとおる空と群青の海を望む〈ラ・ルーナ〉
 その中を切り裂いたように存在するこの路地裏のように、その一部でいて、とても異質な空気を纏っている。
 楽しげに笑い、賑わう街の人々とは対照的だった。

 冷ややかに見降ろすその瞳の奥には、激しい感情を隠しているようにもみえる。
 そこには微かな光が灯っているに、それを覆うように暗い影を落としている。

 どうしてこの人は、そんなに冷めた眼をしているのだろう。
 何を探しているのだろう。
 何から迷子になったのだろう。


 なぜかそんなことばかりが気になった。





 この街にも格差は存在する。
 街を少し歩けば、それが事実であるということは見てとれる。
 でも彼がスリや強盗である心配はなさそうだと思った。
 貧困によって多発するその手の犯罪は、彼には似合わない気がする。
 なんとなくだけど。

 きっと裕福な階級に属する人なんだろう。それはおそらく間違いはない。
 私のよく知る世界の住人たちと同じ匂いがするから。
 有り余る自由を与えられた、不自由な世界で泳ぐ彼らと。

 あと問題は――


「……連れ込むんですか?」
 言ってから随分間が抜けた質問だと気付いた。
 自分でも呆れてしまう質問に、案の定呆れた顔をされる。
 自業自得だ。そう思っていると、私の顔をじっと見ていた彼が口を開いた。
「では、ご期待にこたえますか」
 そう言うと私の腕を取って歩きはじめた。

――えぇ? それは困る! 凄く困る!

「ちょっと――」
「どうしたんです?」
「いえ……困ります!」
「なぜ?」
「つ、連れ込まれるわけにはいきません!」
 またまた呆れた視線を送られたけれど、そんな事にかまっていられない。

 油断した。
 自慢ではないが、私はその手の犯罪に巻き込まれることが多い。
 今までかつてその全て未遂で終わっているのは、親友である杏子のおかげだ。
『少しは学習しなさいよ』
 杏子はいつも呆れて怒っている。

――私だってけっこう学習しているのに。

 今では随分鍛えられて、男性のその手の気配はすぐわかるようになった。
 彼の中には私に対する欲望は見てとれない。
 皆無と言っていいほど無関心だった。
 女として手放しで喜ぶのはいいことなのかわからないけど、私にとっては有り難過ぎて小躍りしそうなほど嬉しいこと。

――むしろ係わりたくないと思っているのではないだろうか? 

 それはちょっと寂しい。
 逢ったばかりで嫌われることをしたつもりはないけれど、現実的に迷子の身分で迷惑をかけてもいる。
 そんな私に対する感情には、なぜか怒りすら感じるほどだ。
 それでも、少なくとも私に危害を加えるようには見えなかった。

――この人は、安全。

 その安堵が無意識に出たのだろうか。
 油断した。また怒られる。


「お……怒られますから」
「怒られる?」
「はい。友人と……彼に」
「…………」
「〈ラ・ルーナ〉への道を教えて頂ければ、それで」
「……俺もその店に用があるので、一緒に行こうかと思っただけです」
「そ、そうだったんですか?」

――本当に?

 そう問いかけたくなるほど、言っていることと表情がアンバランスだった。
 思っても無いことを言ってしまったという後悔を顔に張りつけている。
 そしてそれを必死に隠そうとしている。
 なんだかおかしくなって、少し笑ってしまった。

「……本気でどこかに連れ込むと思ったんですか?」
 思いましたとはさすがに言えなくて、すみませんと謝った。
「それも嘘だったらどうするんです?」

 驚いて見上げると、彼は私の答えを待っている。
「冗談ですよ」
「冗談?」

 ちょっと混乱している。
 どっちが嘘で、どっちが本当なんだろう?



「名前は?」
 唐突に聞かれたその声に、思わず「鳴澤優奈、です」と答えた。
「ユナ、か」
 まさか、名乗ってまた何か言われるのだろうか?
 身構えていたけど、そこはあっさり話が終わった。

――自己紹介……しただけ? 何の意味が?

 肩を竦めた彼は、はじめて小さく笑った。
「……面倒な女だ」
 そう言い放ってどんどん先を進む。
「あの――」
 呼びとめようとして声をかけると、少し先で彼が振り返った。

 路地裏と交差する大通りの光が、彼の後ろから差し込んでいる。
 彼の影が、私の足に絡みついた。

「貴方の名前は?」

 微かに揺れる紅い前髪から覗いた瞳が、静かに私を捉えている。


 初めて訪れた街で初めて出逢った彼は、優雅に微笑みながら「ケイ」と名乗った。















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こんばんは。YUKAです。
今回は私の敬愛するcanariaさんが運営するブログ「音速形而少年」で綴られている【侵蝕恋愛】と、私の稚拙小説「誓約の地」のコラボ企画!……という名の2次小説です(笑)緊張で胃が痛い連載を始めてしまいました(笑)
小説の視点固定の練習をしようと考え、男性視点も練習をと書き始めた勝手な二次的小説。。。「誓約の地」の主役である優奈・杏子・ヒョヌ・修平たちが、【侵蝕恋愛】の舞台である「ラ・ルーナ」へ旅してケイやセイレンと出会ったらどんなことになるかな? という、かなり思いつめたファン心理を発揮して、夜な夜なとりつかれたように書き綴ったものです(笑)

私の書く「誓約の地」の面々は現在進行形で遭難中。【侵蝕恋愛】は架空の都市です。その約束を守っているとお話が書けませんので(笑)元の設定や状況を少し(?)無視したお話の構成になっています。【侵蝕恋愛】の世界観・キャラクターと違うことも多いかもしれません。出来ましたら温かい目で見守って笑ってくださると嬉しいです。

舞台は風光明媚な沿岸都市「ラ・ルーナ」
迷子の優奈がケイと出会います。相変わらずのちょっと天然。それでもどこか異質なケイの存在を肌で感じている優奈ですが、自分を女として意識しないケイは、彼女にとって「安全」な人(……ぇ?)作者自ら優奈に突っ込みたくなったのは言うまでもありません(笑)普段どれだけ杏子に、ヒョヌに心配され怒られているのかが偲ばれます。
次話は同じ状況で「ケイ」視点。ケイは優奈を見てどう思ったのか、優奈が見た印象とどう違うのか、そんなことを意識して描いた次話も読んで頂けると嬉しいです^^



*お詫び*
コメントへのお返事は頂いた順番でお返ししているのですが、
誤作動でコメント返信の順番が入れ替わっています。
大変申し訳ありませんが、お名前を表示していますので、お読み頂ければと思います。




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Comment

今晩は~
愛しのボクのケイ様の描写が少ないです(><)

もっと クールにカッコよく(><)
  • 2013/03/14 20:21
  • いちごはニガテ(゜o゜)
  • URL
ありがとうございます!
うわあ、す、すごいです・・・!!
私がその時その時で書き散らかした設定をYUKAさんが再構築して下さった〈ラ・ルーナ〉に、いち作品として入り込んでしまいました///そうそう、こういう所なんです///

以前YUKAさんが仰っていましたが、優菜さんも周囲の視点で浮き彫りになる形をとる事が多いのですよね。今回は、そんな優菜さんの生の心情がすごく伝わってきました!
洞察力の深さと柔らかさが同居しながら、その国の生活や歴史を大事に丁寧に捉えたいという真摯な姿勢を一貫して感じました!!またそこに、YUKAさんの、細やかなお気遣いも同時に感じまして・・・微に細を穿ってとはまさにこういうことをいうのだと思いました(´Д⊂ヽありがとうございます!!

そ、それから、ケイ、ああ、ごめんなさいごめんなさい、優菜さんを困らせてごめんなさい、でもなんかすごいかっこいいんですけどこの方誰ですかとか完全に独立した別の作品のキャラとして騒ぎたい気持ちと、ああすみませんすみませんという気持ちが綯い交ぜになってしまった私を許して下さい///
もうもう、優菜さんのオッパが見てたら憤慨ものですよー> <
ヒョヌさんごめんなさい!軍隊技であとで返り討ちにしたってください(;´Д`A ```  
そして、優菜さんが、あ、危なっかしいというか、杏子さんの気持ちがリアルに分かりました(笑)
けれど、やっぱり優菜さんは、鋭い女性ですよね。ケイの本質を実は見抜いていらっしゃる・・・と思いました!!
しかも、それを唐突に言い出す感じ、ああ、ケイ苦手です、ケイこういうの本当苦手なんです///
ケイも、余裕があるように見えますが、すごく内心動揺してるように思います。敵意を持ちたいのに、敵意を抱けない感じというか、ケイは優菜マジックに確実にかかってる・・・!!と思いました!!

>無くしたものが見つからなくて途方に暮れている、でももう諦めてしまっている、そんな感じ。
>この街に馴染み、そしてこの街に馴染めずにいる、そんな感じだった。


あああ、仰る通りなのです・・・もう優菜さんは、ケイを分かっていらっしゃるのですね・・・ケイがもっと素直だったらきっとケイは優菜さんに溺れてしまうでしょう・・・あわわわっ///

嘘か本当か分からない、はぐらかすようなケイの言動と、思わず優菜さんの余りの心の美しさと無防備さに、手を差し伸べてしまった不器用さがすごいケイだ!!と思いました!

ケイは優菜さんをどう見ていたのか・・・??
次回も、楽しみにお待ちしております!!
興奮のあまりまとまりがなくなってしまいましたが、本当に楽しくまたドキドキする素敵な一話目に・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・でした。本当にありがとうございました・・・!!
こんばんは^^
おお―トップ画像すっごくいい!!
これはYUKAさんの絵でしょうか?
まるでcanaria師匠が手がけたような緻密な、どこか妖艶さを漂わせる水母・・・にめがくぎづけでっす!

ケイ様がリアルすぎて!!
本家様のイメージを写しとったような、最初の侵蝕恋愛漫画版を小説バージョンinYUKAさんで読んでいるよう。

YUKAさんらしさの残る小説に師匠の侵蝕恋愛が絡んで、どきどき^^

続きも楽しみにしています!
いよいよ始まりましたね~!!
YUKAさんヴァージョンのケイ、雰囲気からもすごい、
たぶん本家ケイに近いというか、そのまんまかと思います。
んで、優奈の天然というか危なっかしさは、簡単に動揺しない
ケイにも何かしらほっとけないものを察したんでしょうね(笑)
『面倒な女だ』←まさにこの言葉に心情が吐露されてますね(笑)
正面からのツッコミには強いケイでも横からのツッコミには
結構弱いという部分が見え隠れしてて、面白かったです!
ファーストコンタクト、良い感じで出会ったな~と内心喜んでいますよ、僕は(笑)
続き楽しみにしてますね!
うっ!
凄~い!文章はYUKAさんなのに挿絵(?)がcanaria師匠の色使いで、ムッチャ緩急がついてますね!扉の水母で盛り上がっちゃいました!!でまさにコラボってます。YUKAさんとcanaria師匠、この作品が仕上がったらクィーン・オブ・コラバーですねw
canaria さん
canariaさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!!

始まってしまいました――!!
よ、喜んで頂けましたか?そのことに少しほっとしています。
先日は素敵な紹介分まで掲載してくださって、本当にありがとうございます!嬉しくて飛びあがりそうでしたが、あまりの素敵な形容に、「なんか凄く素敵な人だな」と、自分のこととは思えないほどでした(笑)

そして、優奈の人柄・容姿の形容。。。そうなのです。彼女を語る時は大概杏子かヒョヌの視点を借りることが多いので、彼女自身が語ることが少ないのですね。主役なのになぁと思うことも多々あるのですが、私の中では語るより語られることがしっくりくる感じです。

そしてもう一つ。次章の「追憶編」で優奈の視点を作ろうと思っているので、そのキッカケとしてはとても勉強になったのです^^
もともとcanariaさんにはお話ししていましたが、このお話は私の1人称練習にと私的に書きすすめていたものでしたので、そういう意味でも今回はとても考えるキッカケになったのです^^こちらこそありがとうございます!次話の<ケイ視点>を書きあげた段階でご報告をしていましたので、UPを了承して頂いてからうる覚えだった〈ラ・ルーナ〉の描写を何度も読み漁りました!!^^

情景描写、イメージとあっているでしょうか^^良かったです!^^
canaiaさんの描かれている世界は、心情を小説で舞台や小物をイラストで、感覚を詩で表現されているのでとても鮮明に浮かび上がってくるのです。私はそれを懸命に言葉というもので構築させて頂いただけで、もとはcanariaさんの描かれている世界が素晴らしいからだと思います。

実はこのTOP画像。ケイ様をイメージして探してきたのですが、case2の「紅い指輪の女」で、ケイ様をクラゲと表現している、あの女性のことばからきています^^あのお話は、私が感動でウロウロしてしまった印象深い回です。ですので1話のタイトルもそれをもじって「紅い髪の男」とさせて頂きました!^^なんてマニアックな……と、自分で自分に突っ込んでおります(笑)


書いていて思ったのですが、ケイ様、カッコいいのですよ――!!
もうそのまま少女漫画でも主役を張れそうなほど、クールで知的で影があって毒を含んでいて(笑)これは放っておかないでしょう――!!と、書きながら突っ込みをww

ちょっと天然系な感覚の危うさを感じさせる優奈(笑)皆さん共通認識で思わず笑っちゃいました^^もうね、これは心配されますね。さすがのケイも「思わず……」でしょうか^^
実は、優奈の知らないケイ様の内心は、もう、それはそれはグダグダと、ええ、もうグダグダと小難しいことを考えながら心の整理……という名の言い訳中ですよ~~~~(笑)次話は何度もお話ししている「毒舌ケイ様」の胸の内(笑)それでもまだ、表面上は取り繕って優奈に敬語で……丁寧語で話していますが^^

ケイ様の本質――遠からずでしたでしょうか?^^良かった(ホッ)
優奈は素直で天然ゆえに、その唐突さが意表を突くのですね^^言葉を仕事にしている彼女ですが、実はけっこう言葉足らずなんです(笑)思ったこと、感じたことをつい声に出してしまうのはある意味子供のようですね。それが彼女の良さであり危うさでもあるのですが、この心の声を吐露してしまう言葉足らずな感じは、彼女の過去が少なからず絡んでいます^^

そして、そうなんです!
きっとケイ様は優奈が苦手なのですが、もうそれは既成事実のように覆せないのですが(笑)敵意を抱ききれない感じ、まさにそう感じています!だからよけい苦手なのかもとか思ったり^^
翻弄しているようでいて、実は翻弄されているケイ様の心理を書けたらなと思いながら次話を書きました^^

以前canariaさんは記事の中で、彼の心理を表現するのは小説の方が向いているとおっしゃっていたと思いますが、今回書かせて頂いて私もそう思います。知性もあって冷静で複雑な男性の心理は、言葉で書く方がしっくりくるのかも……と、勝手ながらそんなことを思っていました。

彼は自分の心を語ったり、起きている現象と心の折り合いをつけるのに冷静に分析するような表現を駆使されてきたと思うのですが、私も作品を読み返させて頂いて、私なりに色々グダグダと語って頂くことにしました!もう、たっぷり小難しく言葉の鎧で防御しながら……あがらってます(笑)

ケイVSヒョヌ。。。
普段誰にでもわけ隔てなく優しいヒョヌは、ケイの前では。。。ケイもなぜか。。。
という静かな展開を繰り広げられるといいなと思っていますです!ちょいちょい挟むVS(笑)そのうちUPしますので!^^

次話もお読み頂ければ、なによりのご褒美♪
暖かくも嬉しいコメントの数々、本当にありがとうございました!^^
  • 2013/03/15 18:52
  • YUKA
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なによしさん
なによしさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!!^^

さすが絵師様!TOP画に興味を持ってくださいましたね!気に入って頂けたようで凄く嬉しいです!!
ですが残念ながら私のイラストではないのです^^これは某無料画像サイトで見つけたものなのです!でもイメージピッタリでしょう?(自画自賛)

【侵蝕恋愛】のイメージ画像を考えた時に、クラゲは真っ先に浮かんだものなので、もうビックリするぐらいクラゲを探し回ってウロウロウロウロ……それこそクラゲのようにネットの中を徘徊して廻っていたのですが(笑)これは見つけて「おお!」と気に入ったものです。
本当はもっと後の回で使う予定でしたが、やっぱり1話TOPかな?と、急きょ差し替えたんですよ^^

漫画版【侵蝕恋愛】そうなんです!!
風光明媚な〈ラ・ルーナ〉のイメージは、情景を丁寧に形容されてきた師匠の世界のおかげなんです^^
あらためてその世界を丁寧に紡いできたcanariaさんの才能とセンスを感じています!

そしてケイ様!リアルに感じてくださいましたか!!……本望(泣)
【侵蝕恋愛】愛読者のなによしさんから頂くお言葉は、嬉しくて恥ずかしくて、なんだかふわっふわしちゃいますが、まずは第一弾としてお届けできて良かったと思ってます^^
出逢いなので少し説明的ですが、読んでくださってありがとうございます!!^^

私が書くとですね。余りにも妖しさより軽さが目立って、自分で自分に「おいおい!」と修平並みに突っ込みたくなるのですが(笑)それが本家と違う醍醐味だと言い聞かせて書いていますです^^

次話はね。恐れ多くもケイ視点!私がケイ様を語っちゃうのですよ~~~~!!恐ろしいことに(笑)
なんだかんだと言い訳しつつ、難しく語りながら動揺しているケイ様を感じて頂けたらと思います^^
早速のコメントにどれだけ励まされたかわかりません。本当にありがとうございました!

  • 2013/03/15 19:06
  • YUKA
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ペレさん
ペレさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!!

おお!本家に近いと感じてくださいましたか!^^光栄です!
そして、優奈の天然的危うさまで感じ取ってくださって!!ありがとうございます!^^
もうね~~優奈は言葉足らずなのですが、それが子供のように素直でちょっと痛いとこつくというか(笑)杏子姐さんのように自覚して突っ込むタイプではなく、無自覚にバッサリ切りつけるタイプで(笑)

そうなんです。簡単には動揺しないケイ様。彼が動揺するのはどういう時かな?と思ったのですが、それはたぶん、理解できないもの、想定以外のものかなと思っているのです。もともとの知性も高く、物事に執着も無く、乾いていて変に大人で、色々な側面を冷静に分析できるケイ様は、ちょっとやそっとじゃ動揺しないかなと^^

ケイ様にとって優奈は確実に苦手なタイプだと思うのです(笑)でもその動揺や弱みを見せることにも嫌悪がある気がしていますので、それを悟られないようにけっこう必死な感も^m^

出会いとしてはOKでしょうか?^^よかった。
1話なので、世界観も描こうと少し説明的でしたが、実はこの出会いが色々と……なのです^^その前になんと!恐れ多くも私が<ケイ視点>を書いちゃいます!
全くもって、恐れ多くも(苦笑)

早速お読みくださって、ご自身の創作もお忙しい中コメントまで!!ほんとうに励みになりました!!
本当にありがとうございました!!

  • 2013/03/15 19:18
  • YUKA
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いちごはニガテさん
いちごはニガテさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!!

あわわ。コメントの返信が消えてしまって、順番が入れ替わってしまいました><。
コメント欄の、というかマウスのせいかもしれませんが、本当に申し訳ありません><。


クールでカッコいいケイ様~~~~そうなんですよね!!^^これがなかなか難しい!(←なぜか、えばる)

あの素敵なケイ様の形容は、canariaさんの才能とセンスの賜だと思っているのですが、次話はなんと!!私が<ケイ視点>を描いちゃいます!!
恐れ多くもですよ~~~~あはははははははは。

もうね、ぐだぐだぐだぐだと……小難しい言葉であがらっているケイ様^^愉しんで書きましたので、次話もお目を通して頂けると嬉しいです!!^^

早速のコメント、本当にありがとうございました!いちご先輩らしいエール、受けとりました^^
とても嬉しかったです!ありがとうございます♪
  • 2013/03/15 19:27
  • YUKA
  • URL
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HIZAKI さん
HIZAKIさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!!

おお!
喜んで頂けましたか?それならば、心からホッとして喜んでおります!^^
そうなんですよね~~~やっぱり私の文章が出ますね(笑)何度も推敲すると書き直したくなるので(笑)どうにか切り上げてUP出来ました!視点が優奈ということもあるのですが、それでも【侵蝕恋愛】をめいいっぱいリスペクトしております^^

クラゲ!!これ、凄くいいでしょう?^^(←自画自賛)もちろん私の探してきた無料画像なのですが、あまりにもピッタリで嬉しくて、思わず1話のTOPに持ってきてしまいました(笑)
盛りあがってくださって嬉しいです!!

実はこのTOP画像。最初は挿絵的に使ったものとも全く違う路地裏の画像だったのです。
でもコラボだし【侵蝕恋愛】のイメージに近いものを持ってきたくて、急きょ差し替えました!!【侵蝕恋愛】といえば水母ですよね!^^

本家・小説case2の「紅い指輪の女」の回で、ケイ様もクラゲのような男と表現されていたので、これは完全にケイ様のイメージで^^そして、タイトルの「紅い髪の男」も、その回をもじっているのです!
どれだけリスペクト!(笑)

次話は、恐れ多くもケイ様の心理を私が語っちゃうのですよ~~~自分でも相当恐れ多い真似をと思っているのですが^^;;コラボ的2次小説の醍醐味だと踏ん張ってUPします!

早速のコメントでどれだけ励まされたか^^本当にありがとうございました!^^



  • 2013/03/15 19:48
  • YUKA
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管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2013/03/31 10:38
鍵コメHさん
鍵コメHさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!^^

いえいえ。
東京は少し天気が悪く、重い雲の合間から時折細かい雨が舞ってきています。
そんな日曜日はなかなかテンションも上がりませんね。
――って、実験していたんですか?(笑)それで貫徹?!ダメじゃないですか――!!^^

しかも調べているのが、かの悪名高きヒトラーとは。
彼の悪行ですか?彼の人間性ですか?^^私も昔少しだけ調べたことがありますが
私が興味を持ったのは「アンネの日記」からですたけどね^^

薔薇にルシファー^^
私天使ものって好きなんですよ!^^お話も由来も色々と。
実は天使と堕天使の本まで資料として持っています^m^
そうでしたね~~~懐かしいですね^^

くだらなくなんて無いですよ!^^
いつも頂くコメントで微笑んだり噴き出したり、時々ちょっと心配したり。
声をかけてくれるその気持ちがとても嬉しいんです^^

そして画像見ました――!!
撮影方法も知ってビックリ!凄いですね!!!
もう可愛くて可愛くて笑っちゃいましたよ~~~~♪
紹介ありがとうございました♪
  • 2013/03/31 22:25
  • YUKA
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