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誓約の地/漂流編・120<懺悔(6)>


誓約の地/漂流編・120<懺悔(6)>




コウジの心を覗きこんだ修平は、かつての想いを蘇らせた。



そこに見たのは もがき苦しむ過去の自分


俯くコウジに修平が感じた想いとは?








================================================



 
 礼拝堂の長椅子に座らされ、コウジは肩を落としていた。

 杏子の断罪以来、コウジはほとんど口を効いていない。日に数回、「トイレ」とだけ口を開く。

 男性陣はコウジを交替で見張っていたが、誰もコウジに話しかけることはなかった。

 何を話したらいいのかわからないというのが本音だ。

 普段は陽気なジャックも黙々と料理を作り、マークは冷ややかな視線をコウジに向けていく。

 コウジと一番親しいカズヤはその最たるものだった。

 ヒョヌを除けば、いつも陽気でお調子者のカズヤが一番憤っているのかもしれない。

 コウジの異変に少なくとも気付いていた彼は、それでもここまで思いつめて、まさかその感情を優奈にぶつけるとまでは思ってなかったのだ。

 いつも穏やかなヒョヌの動揺と怒り、杏子の涙、真っ青な顔で意識の無い優奈を見て、コウジに、そして自分に憤った。

 他のメンバーも同様だった。

 特にいつも過ごしていたケイタとツヨシは苦々しい想いと共に、少しばかり責任も感じている。

 コウジが人一倍繊細で小心者だと気付いていた。だいぶ前から、その様子がおかしいことにも。

 だが親身に話を聞こうとしなかった。

 片思いで失恋する――そんな経験は誰にでもある。

 どんなに苦しくても乗り越えるしかない――そういうものだ。

 諦めるしかなかった。しかし、忘れようとしても忘れられる環境に無いことも事実。

 この島で気を紛らわせるものが無かったわけではない。

 忘れようとしても目の前にはいつも優奈がいる。生活を共にし、ひとつ屋根の下で暮らしていたのだ。

 そしてその傍にはヒョヌが。

 一見南国を想わせるこの島は開放的なようでいて、実は閉鎖されている無人島だ。

 大海原に浮かぶ孤島、救助が来るかもわからない忘れられた島。

 無意識に感じる閉塞感は、コウジを徐々に蝕んでいった。


 だからと言って何をしてもいいわけではない。力づくでなどというのはもってのほかだ。

 だが、この状況でどうしたら良かったのか? 

 自分達も、コウジ自身も。

 そんな苦々しい思いを抱いたまま、悪戯に時だけが流れていた。



 コウジは食事にもほとんど手をつけることがなかった。

 頬はこけ、鬱々とした表情のまま常に俯いているだけだ。

 医師として佐伯がコウジに何とか食事をさせようとしていたが、彼は頑なに食べない。

 このままでは数日のうちに倒れる――佐伯は修平にそう告げていた。




「コウジ、少しは喰え」

 修平はそう言ってスープを目の前に置いた。

 苛立ちを隠せない他のメンバーの代わりに、食事を運んでくるのは修平か佐伯の役目となっている。

 コウジと少し話がしたい――そう言って、傍にいた見張り役のソンホとツヨシに席を外して貰った。

 修平の言葉が聞こえないかのように、黙ったまま俯くコウジを修平は見降ろしている。

「逃げんのか?」

 まるで囁くような修平の呟きに、コウジの身体が微かに反応する。

「それはちょっと虫がよくねぇか?」

 それが一番楽だよなぁと呟いた修平は、コウジの前に屈みこんだ。

「そうやって自分のしたことから目を逸らして逃げるなら、はじめからするんじゃねぇよ」

 まるで弟を叱りつけるようなその口調は、怒りというより哀しみを感じさせた。

 修平は眼を細めて、コウジを静かに見つめている。

「お前がもし、まだ優奈に対して少しでも想いがあるなら……お前に食事を取らないという自由はない」

 修平は言い聞かせるように呟いた。

「お前が取った行動は許されることじゃない。でも精一杯優奈を助けていたお前を知ってる。一生懸命だったこともわかってる。報われない想いに苦しんでる気持ちは、俺が一番分かる。手段は最悪だと思ってるし、許されるとも思ってないが、それでもお前の想いは本当だったと、お前にとっては真実だったと俺は思ってた。……でも違うんだな? お前が優奈を本気で好きだってのは、嘘か」

 人一倍小心者のコウジが起こした事件は、今になってコウジの心に影を落としている。

 魔がさしたでは片付けられない周到な計画は、彼が長く自分を見失っていたことの表れだと思った。

 想いに憑り付かれ、狂った。

 心の闇に引きずられ、抜けだせなくなったのだろう。

 修平は何度も声をかけようとした。

 その度に躊躇い、結果的に放っておいた。

 自分ならそうしてほしいと思ったからだ。

 だが違った。間違いに今更気付いた。

 自分には杏子がいた。自分の感情に係わらず、杏子は干渉してきていたではないか。

 それはすごく煩わしく、酷く憤った。

 それでもあいつは俺を見離さなかった。――そして救われた。

 今だから分かることだ。

 あの時――何度か声をかけようとして躊躇った時、どうして係わってやれなかったのか。

 係わっても変わらなかったかもしれない。でも変わったかもしれない。

――少なくともこんなことにはなっていなかったのではないか?

 それがずっと修平の心を苛んでいた。

――狂おしいほどの想いを、諦められずもがく苦しさを、一番理解できたのは俺のはずなのに。

 コウジの眼の中に浮かぶ感情が、かつての想いを甦らせた。

――今更考えても遅いだろうか? こいつのこれからを。


 そんな気持ちを抱えたまま、それでも修平はあえて鼻先で笑うように話しかけた。

「だってそうだろう? 大勢が交替で見張っている中で自ら命を絶つのは難しい。それともヒョヌさんに殴り倒されたかったのか? そんなことをさせる気はねぇな。お前がいくらヒョヌさんを挑発しても、その度に俺が全力で止めてやる。お前の望みは叶えさせねぇよ。――でもこのまま食べなきゃ、いつかお前は倒れる。ここには他に栄養を取らせる術はないからな。痩せこけた顔で俺は後悔してますって? そんなお前を見て優奈の気持ちがおさまるとでも? 許しを請おうっていうのか? 誰かに断罪されたいのか? だとしたら、ふざけんじゃねぇぞ」

 低く唸るような声で、修平は静かに語る。

「自分のケツは自分で拭け。お前は一体今まで優奈の何を見てきたんだ? どんな歪んだ眼で見てきたんだよ。そんな事をしても贖罪にはならない。お前が楽になるだけだ。お前はこの上更に、本気で好きだと思う女を苦しめたいのか? それでもお前がそうしたいと思うなら、それはお前の逃げで、ただのエゴだ。優奈はお前が餓死することを望まない。絶対に。途中で諦めた俺でさえ、そんなことぐらいははっきりと断言できる。なのにお前にはわからねぇのか? そんなこともわからねぇで、その程度の想いで、これ以上あの二人に割り込むんじゃねぇ」

「…………」

「お前が優奈の気持ちも考えず、このまま自分のエゴだけを貫くなら好きにすればいい。だが少しでも優奈を本気で好きだったと、その想いは嘘じゃねぇと証明したいなら喰え。喰って生きて、その上でちゃんと罪と、優奈と向き合え。そして罰を受けろよ。――優奈が死ねと言った時に、初めて死ね」

 修平は立ち上がるとコウジを見降ろしたまま静かに告げた。

「お前や俺がヒョヌさんに敵わない理由が、お前にはまだわからないだろうな」

 その時、初めてコウジが顔をあげた。

「……お前が自分の中に逃げ込んでる限り、お前には一生わかんねぇだろうけどな」

 強く睨みつけるようなコウジの視線の中に浮かぶのは怒りと憂いと哀しみ、そして悔恨――

 その眼の中に浮かぶ感情を目の当たりにして、修平の胸が痛んだ。

「お前の本気がどの程度のものか、見届けてやるよ」

 そう言うと、修平はワザとその場を離れていく。







 暮れていく礼拝堂の中は静かだった。

 コウジが虚ろな目を祭壇に向けると、真っ赤に染まる日差しが白いマリア像までも紅く染めあげ、風に揺れる木々の影を伸ばしていた。

 その光景を、どのくらい見つめていただろうか。

 礼拝堂に落ちる自分の影さえも、少しずつ祭壇へと伸びていく。



 コウジはその影を見つめながら、目の前に置かれた皿を手に取った。












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Comment

こんばんは〜!^^!
こんばんは。
修平さん、もう、格好いいですね・・・!!
修平さんだからこそ言える言葉の数々に、胸が熱くなりました> <


コウジ、礼拝堂で、軟禁されていたのですね。
今回、すごく思ったんです。
罪を罪と言って、洗い流せる事が出来たなら、どんなに楽だろうって。
人類が、警察だったり、裁判所だったり、そういう機能を発展させてきたのって、秩序を保つという目的と、秩序を人の心にも機能させる事で、加害者被害者双方の救済措置にもなっているのかなあって思ったんです。

>一見南国を想わせるこの島は開放的なようでいて、実は閉鎖されている無人島だ。

本当にそうなのですよね。
皆、それぞれにどこかでそれは感じていて。
今回は、男性陣であるカズヤ視点を導入として描写されていらっしゃいましたが、男性陣は少なからず思う所があったのですね。
そこをきっちりこう、ちゃんと描写されていらっしゃるのがすごい・・・!って思いました。
優奈さんや杏子さん視点だけからは見えない思いやしがらみが、そこにはあって。
コウジが起こした事件はある意味、男性陣の「ある部分」の鏡のような出来事だったのかもしれないですね・・・
その最もたる存在が、修平さんのような気がしました。
かつての自分の、ある部分の姿を、コウジの瞳の中に見つけたような・・・
修平さんが杏子さんとの事をここで追想されてましたが、闇にとらわれている時って、杏子さんのように関わってくる存在を、ある意味煩わしい、と感じてしまう修平さんの気持ち、すごく分かる気がしました。
それと当時に、見放さないで構って欲しいという気持も同時にあるような。
干渉する、される、という関係は、ある意味すごくバランスが難しいところで、する方もされる方も実はすごくエネルギーを使うんだけれど、だからこそ修平さんは、コウジに躊躇うことなくもっと早くに
係ってやれればよかった・・・というような後悔をひしひし感じて・・・。これが、修平さんの「懺悔」なのかなって思いました。


>「そうやって自分のしたことから目を逸らして逃げるなら、はじめからするんじゃねぇよ」


この台詞、すごく、重い…言葉だと思うんです。
すごく分かるんです。
その行いの、一般的な正否はともかくとして、自分のした事の落とし前というか、責任というか。
コウジの行いを貫き通せ、じゃないんだけれど、間違った行いなりの流儀というか。間違った行いに対してその罪を背負い切れないのならするなというような・・・何か人と違う事や、欲望を貫き通すなら、
自分が背負う罪すらも覚悟してしろみたいな。

コウジの今の本当の心境はまだ語られていませんが、激しく懺悔しているように感じられ、食事も喉を通らない・・・
でも、悄然として裁きをどこかで待つような態度は、修平さんが言及しているように、エゴというか、甘えじゃないんだけれど、
自分の犯した罪の償い方としてフェアじゃないんじゃないかというような、そういう・・・うーん、上手く言えなくてもどかしい
のですが・・・> <
今、秩序側の世界に戻ってきたんなら、秩序側の在り方で挑むのがフェアなんじゃないか、みたいな・・・

罪と向き合うというのは、きっと食事を拒否して悄然とする事ではない・・・という修平さんの強いメッセージを感じました。

>――優奈が死ねと言った時に、初めて死ね

もうもう、本当に、本当に・・・そういう事なんだって・・・思いました。
断罪というのは、ある意味救済措置でもあって、とりあえずの着地点でもあって、でもこの島にはそれがない。
あるのは、共同生活を共にしている、皆の心で。
それなら、優奈さんの気持ちを考えろと・・・そういう事なのかなあと・・・
コウジの行い自体は、間違っていたかもしれないけれど、想いは真実だという修平さんの言葉が、すごく響きました。
二人だけの間だから言える言葉なのだとも・・・

ここにきて、動きが少し変わったような、風が吹いたような気がしました・・・!!
次はヒョヌさんでしょうか・・・??修平さんがすごく重要な立ち位置を秘めていらっしゃるんじゃないかとも思いました・・・!
難しく、緊張感のある局面を描写されるのは、精神力も半端なく使われると思われますが、お体に気をつけて、引き続き、創作頑張って下さい・・・!続きお待ちしております> <
お早うです
ああ コウジは やはり僕です

愚行の意味など

黙して語らず

  衝動の理由など 自分にも説明できないから

剰え 食事も

  こうなってしまうと 食事などの些細なことはどうでもよくなって


僕にさえ コウジの気持ちはわからないですけど

感情の揺れ行動の流れは読める気がします


やはりコウジは


僕だから

  • 2012/11/12 05:10
  • フラメンティ
  • URL
ちょっと待て修平くん、それはきついバクチだぞ。

そこまでいわれてしまったら、わたしなら皿を叩き割って喉切って死にかねません。

ひいい。
  • 2012/11/12 18:52
  • ポール・ブリッツ
  • URL
canaria さん
canaria さん、こんばんは^^
コメントありがとうござます♪

わぁあ!ありがとうございます^^
今回は書きすすめるのに、修平に助けられた回でした。

はい、他に行くところがないので礼拝堂で軟禁です。
本当は余った部屋に……とも思ったのですが、見張る方も息がつまりそうで^^;

>一見南国を想わせるこの島は開放的なようでいて、実は閉鎖されている無人島だ。

これは私が意図的に南国風の描写を多用しているので、イメージとしては楽園のようなのですが
彼らにとってそこは、旅行で訪れた島でも秘境でもなんでもなく
出ることも逃げることも出来ない島なのですね~

普段彼らは食べて生活することに精一杯で、気持ちが落ち込まないように楽しく過ごしているのですが
遭難したということは、変えようのない事実ですから。
いつもは蓋をして見ないふりをする焦燥感や閉塞感は、彼らもどこかで感じています。
その想いは、ちょっとしたキッカケで闇へ傾く脆さも秘めているんです。


優奈と杏子の視点だけでは見えないもの――
それを書きたかったので、汲み取って頂け手嬉しいです♪
修平は最初の頃、ヒョヌとは違ってなにかとしゃしゃってくる杏子を煩わしく感じていたんですね。
そして自分がこれ以上無いぐらい凹んでいる時も、やっぱり戸惑っていたんです。
でも結果的にはそれで助けられた。

>人は人で癒されるものなの。

これは以前杏子が修平に言ったセリフですが、
どんなに排他的で孤独を愛していても、人との繋がりで傷ついたものは
人との関わりでしか本当には癒せないと思うのです。
それは克服、とも言うかもしれません。

あの時の修平は、ともするとみんなから離れて孤独に過ごしがちでした。
みんなの中にいれば、嫌でも優奈とヒョヌが眼に着きますからね。
でも避けていても逃げ場がないこの島では、その想いを昇華していくしかないと。

それをわかっていたのに、修平はコウジに声をかけることを躊躇ってしまった。
彼の気持ちがわかる故のことですが、自分が言うのはおこがましいという想いもありました。
「お前が言うなよ」という自身の声に負けたんです。
今になって、それは決して彼のためにならなかったのだと痛感しています。
そして杏子の正しさと優しさをあらためて思い知っているのです^^

これは、修平の懺悔――
あ、ありがとうございます――!!><。そうなんですお~~~
憤るみんなの傍で、彼だけはコウジを罵倒できなかった。
一歩間違えば自分も同じだったのではないかと思っているからですね^^
それほど彼もまた、本気だったんです。

でもその時期があって今がある。
自分には与えられた軌道修正のチャンスを彼にも――と、どこかで考えています。

それは修平が犯したと思っている罪――
杏子を怒らせた罪も絡んでいます。
最初の頃、ワザと歪曲した伝え方で優奈とヒョヌを牽制した卑怯な手段と
コウジのやったことの罪をリンクさせているから。
行為は比べるまでもないのですが、それでも修平はそのことを後悔しています。
まさに「らしくない」彼だったので^^

>「そうやって自分のしたことから目を逸らして逃げるなら、はじめからするんじゃねぇよ」

これはねぇ~~修平しか言えませんよね~~^^
修平の言い回しはとても書きやすく、テンポが良いので楽なんです^^
ただ、杏子と同じくちょっと過激(笑)
ここまで言っていいのかちょっと悩んだところです。
でもこの捨て台詞は、もうもう、canariaさんの言われる通りで~~~


コウジの中に「悔恨」を見つけた時、彼はコウジのもがきが見えたんですね。
いえ、それ以前に執拗にヒョヌを挑発する、コウジ「らしくない」姿に違和感があったんです。

コウジは断罪されたがっているのではないか? 罰してほしいのではないか?

そう考えた時、それをまた人の手を借りて遂げようとするコウジに怒ったのです。
そう、フェアじゃないですよね。
「じゃあ、しねばいいんでしょ? ころしてもかまわないよ?」では。
そして相手に投げれば、それがどんな理由であれ、また相手も巻きこむことになるのですから。

コウジは、食事ものどに通らないのと同時に、積極的に食事を取ることを拒絶してました。
それは消極的な行為ですが
それを感じて「修平は食べて生きてろ」というんです。勝手は許さないと。
そこまで思いつめるなら、優奈がそう望んだ時にしろと。
優奈が望んで自分の生を断つなら、それはまた意味が変わってきますから。

でも修平は、優奈がそれを望むとは思えないんですね。
彼女の性格を考えれば――。
そしてそう確信できるくらいには、彼もまたかつて本気で優奈を好きだった。って、感じでしょうか^^

コウジ寄りに立つために、彼の今までの恋とその終焉がありました^^
ここに至るために、彼には苦しんで貰いました~~~~~
だからやっと、修平を描けたという感じです^^

人が人を裁くのは難しい。
どんな理由でも、その重みは必ず裁いた方にものしかかります。
だからこそ、文明社会では警察検察裁判所という機構が機能しているのだと思うんです。
それは犯罪から人を守り、罪を更生させると言うだけでなく
人が人を裁くという大きな重みから守ってくれているのだと思います。

その懲罰が復讐になってはいけない。
罪を罪と認め、その罪だけを裁くというのは本当に大変です。
彼らは最終的にある決断を下すのですが、そのキ―はやっぱり優奈です。
彼女がどうするのかにかかってます。
可哀そうな優奈。。。

そしてコウジだけに告げる修平の想いは、彼への配慮とエールでもあります^^
これはもう、優奈も杏子もヒョヌでもできない。
そこを感じてくださって、本当にありがとうございます!!

修平は重要なんですよ~~~
この先も^^
優奈には杏子がいるように、ヒョヌには修平がいる。
女同士、男同士、恋人同士、異性同士。
そのメリット・デメリットがあると思っているので、
彼らがそれぞれに影響しあい助け合う姿が書けるといいなぁと思ってます^^

いつもお気遣いありがとうございます!
それこそ一日中小説を書いていたい気分ですが(笑)
上手く色々なことを両立できるように頑張ります!^^
寒さが厳しくなってきましたから、canariaさんもお気をつけて^^

色々本当に嬉しく楽しいコメントでした^^
ありがとうございました^^

  • 2012/11/12 20:41
  • YUKA
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フラメンティさん
フラメンティさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

はい、お気に入りのコウジくん登場です(笑)

コウジはまだ闇の中にいます。
しかし、優奈の転落によって、その狂気からは解放されたのかもしれません。

彼の心の中――
優奈への想いと犯した罪。戻れないコミュニティー
絶望と焦燥と苛立ちを憶えていた先に、彼が今感じているのは虚無かもしれません。

自暴自棄になっているような彼は、まだもがき苦しんでいます。
フラメンティさんはコウジですか。
孤立無援に思える彼にとって、心強い味方ですね^^

感情の流れ、行動の流れ
読めるということは、表現できているということでしょうか?
だとしたら嬉しいです♪
あ、勝手に都合よく解釈しました~~^^;;


彼に救いは来るのか――また読んで頂けたら嬉しいです^^

  • 2012/11/12 21:21
  • YUKA
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ポール・ブリッツさん
ポール・ブリッツさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

はい、修平はバクチ打ち(笑)
この状況で席を外していいのか???と私も思いますが
彼はコウジの想いを感じて、大丈夫だと判断したんですね~~

ここまで言われて、逆に奮起したかも。
実はコウジも負けず嫌いだからです!^^


コウジにわからないもの――
それがなんなのか、彼は知りたいのだと思います。
そして優奈への想いは嘘ではないと証明したい。

優奈に。ヒョヌに。そして修平にも。
彼の意地というかプライドでしょうか~^^

皿を叩き割って喉切って……ひいい><。
それでは話が変わるww

何とかします!^^
  • 2012/11/12 21:27
  • YUKA
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  • 2012/11/13 19:20
鍵コメNさん
鍵コメNさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

おおぅ。不調続きですか。。。だ、大丈夫でしょうか?
以前PCの調子が絶不調のようでしたが、FC2メンテ後はいかがですか?
東京より冬の到来が早い鍵コメさんの地元は、もうかなりの冷え込みのはずだと思われます。
どうか無理しないでくださいね~^^

コウジ。。。
彼はしでかした罪に今更おののいているのです。
しかも無自覚に。
表在的には「仕方がなかった。どうしようもなかった」と自分の行為を正当化しようとしていますが
どこかでその想いが破たんしているのに気付いているのですね。
ただ「今更――」そう言う想いもあるのだと。。。

そして修平~~
彼の役回りを汲み取ってくださってありがとうございます!^^
そうなんです。
彼だけが、コウジの心の流れをリアルに感じられる人かもしれません。
コウジと同じように優奈にほれ込み、思い実らず凹んで嫌悪して自暴自棄になっていった。

>閉鎖的な空間での逃げ場のないやりきれぬ思いを抱えたまま気丈に振る舞う

この苦しさやぶつけようのない憤りみたいなものは、修平だからこそ感じられるのかも^^
闇のあがらい難い力に引きずられそうになった時、杏子が彼の光明になったんです。

コウジの姿は、嫌な想い出を思い出させてしまったでしょうか><。
鬱々と闇に囚われた彼は、本来とても優しく傷つきやすいからこそですね。
そして、そこに至るまでの彼のやり場のない恋心が、今回は拍車をかけてしまったんです。

人は皆、自分の全てが好きなわけではないですが、それでもそのことを人に見せたいとは思いません。
彼もまた、上手く自分のコンプレックスを隠しながら生きてきたはずなんです。
そしてやはり、優奈には少しでもよく思われたかった。
ですが、ヒョヌや修平という男として格上だと感じてしまう2人を前に
まずは自分のコンプレックスが増長されてしまったんです。
そんな自分が嫌で、更に追い打ちをかけてしまったのではないか――
そんなことを考えながら、コウジを描いているんです。
だから罪は罪ですが、コウジのことも等しく愛すべきキャラなのですよ^^

本来なら、その場に留まっていなければならないことはないんですね。
仕事でも趣味でも、自分の心を逃がしてあげればいい――
そうやって、自分を騙すのではなく赦して認めてやればいいのですが
鍵コメさんのおっしゃる通り、ここはそれを逃がす術がないんです><。

>小ささに卑屈になり、負の感情がふつふつと溜まっていってたのではないか・・・

まさに!!!その通りですね。
彼はいい人だったんです。
誰しもが4人のように強くはいられない。
いえ、彼らだって他の支えが無ければ同じ立ち位置になっていたかもしれないんです。

それをわかってやれるのは、やっぱり修平なのかもしれません^^
かれの突き放しは、コウジの男としてのプライドに訴えたというか
その想いの真っ直ぐさを信じたいから、というところですね。

そう!優奈の神聖化は、彼の心が齎した救いだったのです。
そして、その救いを求め過ぎて嵌まってしまった。。。


いえいえ、コウジの描写から凄く深くくみ取って頂いて
その視点の優しさと、感受性の鋭さにまたまた驚嘆する想いですが
鍵コメさんのお心が必要以上に痛んでないかが心配です><。

どうかくれぐれも体には気をつけてくださいね^^


  • 2012/11/16 18:41
  • YUKA
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  • 2012/11/26 09:36
鍵コメGさん
鍵コメGさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます~~♪

いえいえ~~
過去記事へのコメントも大歓迎です!!
私こそ、コメントのお返しが遅くなって申し訳ない^^;;
コメントで皆さんの感じ方や感想が聞けて
これ以上に励みになることはありませんから^^
いつでも、どの記事にでも、好きな時に読んで
よかったらコメントを寄せてくださいませ^^

今回のお話は、修平大活躍の回ですね。
彼はこの島で唯一、彼の想いを理解出来る人かもしれません。
決して同じであったわけではないですが、それでも理解できる――
理解できてしまうことでも苦悩している彼ですが
自分も苦しんで救われたからこそ、その救いのなかったコウジを
まるで自分のことのように考えてます。

人と人の繋がり。
鍵コメさんのおっしゃる通り、良い部分と難しい部分がありますよね。
苦しんでいるのは彼だけではない――本当にそうです。
鍵コメさんのコメントで、色々苦心していた部分が報われたような気持ちになっています^^
ありがとうございます!!^^

実は――
この辺のくだりは、当初プロットには無かった部分なんです^^;
もっと4人+コウジだけにスポットを当てて描いていたのですが
鍵コメさんの言う通り、他にもここにいる人たちが色々考えているよな~~と思って
補足して構想し直した「懺悔」の章。
この後も何人か出てきますが、全く無かったお話。

皆さんとの会話やコメントがヒントになったり助けになったりして
削ったり書き足したり入れ替えたりすることが多いんです^^
だから私の書く「誓約の地」は、皆さんも参加しているんですよ~~
何気にアドバイザーなんです^^
大きな話の流れは変わらないのですが、色々書き足したせいか
この先の優奈とコウジの直接対面の部分も
そこまでの流れも、実は大きく変わりそうです(笑)
変わりそう――って書くのは、まだ書けてないからですヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ

ああだこうだと、悩んで模索して書きなおして放り投げて(笑)
試行錯誤しております~~~^^;;

この回は、修平なら何て言うか、どう思っているのか
そんなことを考えながら書いていったシーンですね。
私の中でお話はいつも絵で動くようにして進めているのですが
独りよがりになりそうで、いつもドキドキのUPです^^
それなのに、作品に深み――ありがとうございます><。

いつも色々なことを気付かされ、励まして頂ける鍵コメさんのコメント^^
とても大事に有り難く、笑いながら読んでいます^^

今日はもう発表があったでしょうか?
良い結果だと良いですね!
でも、それが無くても年末年始を共にゆっくり過ごされるのも
またいいものだと私も思います^^
寒さも段々厳しくなってきましたから、体調と相談しながら過ごしてくださいね!^^

  • 2012/11/27 23:33
  • YUKA
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改めて考えてみると、いま彼らは「社会から離された無人島に隔離されている状況なんですよね。
学校も仕事も家もない世界で、多少なりとも異常な精神状態になってもおかしくないのかも。だからといって、コウジのしたことは許されることじゃありませんが…。
でも、とても好きな人がいつも近くにいて、その人が恋人とラブラブになっている状態を常に見せられていたら…やはり辛いでしょうね。しかもコウジの場合は、くるおしい気持ちの逃げ場がなかったわけですし。
『家に戻れないかもしれない』という不安も手伝って、無謀な行為に走ってしまったのかな?

それにしても、修平カッコいい!いいこと言ってますね~ ^^
それに、コウジのエゴと逃げを見破った鋭い目。洞察力あるな~。
こうしたことをすべて的確に見事に表現したYUKAさんの筆力もすごい。文章を書く能力、グングン上がっている気がします。
  • 2012/12/13 12:53
  • 西幻響子
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西幻響子さん
西幻響子さん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪
お返事が遅くなって、申し訳ないです^^;;

そうなんですよね。
西幻さんの言う通り、ここは断絶された無人島なんですよね。
そうそう。
いつもの生活で考え、行動することができないんです。
それでも今までは、なんとなく規律をつくって行動できていたんですが
コウジが起こした犯罪を前に、みんなのストレスが出たような気がします。

私も書くにあたって、すべてが順調で過ぎていくわけはないだろうと思ってます。
以前書いた、助からなかった人達の捜索の件もそうですが
必ずいい面と悪い面が出る気がして。
しかもそれが極端に出た時、それぞれの持っている道徳観とか常識とか
そういうものでぶつかる気もしています。

コウジはもともと少し小心者で繊細なタイプで書いてきましたが
優奈への報われない想いというのも手伝って
逃げ出したい、でも逃げることができないという環境で苦しんでいる気がします。


修平^^
西幻さんは最初から修平押しでしたね^^
彼は本当はいい男(笑)
西幻さんの洞察力もさすがです^^

コウジの件では、修平は複雑な想いを抱えています。
彼の中に、かつて自分にもあった色々な想いを見てしまうからですね。
彼だけが、コウジの気持ちを一番理解出来る。
だからこそ、コウジの心の動きがわかってしまったのだと^^

でもわかってしまうことで、また苦悩はしています。
していいこと、してはいけないことの境を超えてしまったコウジと自分は
何が違ったのだろう?と思っています。
一歩間違えば、自分もああだったのではないかと思っているんです。

コウジのしたことを許してはいませんが
彼をすくことができないだろうかと、彼なりに模索しています。


おお!!
西幻さんに……褒められた!!O(≧▽≦)O
本当ですか!少しは進歩しているでしょうか?
そう言って頂けて、風邪もどこかへ飛ぶ気がします(笑)
ありがとうございました!!^^
  • 2012/12/15 19:30
  • YUKA
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