QLOOKアクセス解析

【花魁杏絵巻】4 月の影 華の闇




【花魁杏絵巻】



この話の元になった素敵なイラストはプロローグから

 
【プロローグ】 【2】 【3】


*注*
歴史上の時代設定や呼称などは出てきますが、史実に基づいた歴史小説ではございません。
また、病状の期間症状については個人差があるものです。
あくまでも番外編/歴史パラレル、完全にフィクションですので
そのおつもりでお読みください。







***


男と女の色恋に、昼も夜もございません。

それと同じく遊郭に、昼夜の区別はございません。

灯りが点り、通りが一番賑わう時刻は、

ひと夜の夢を求めた男女の情が行き交って参ります。

しかしまた、眩しき光を浴びたその後ろへ闇が出来るはこの世の常。


陽之進様も、まだ太夫の元に通われたばかりの頃――

そんな遊郭の闇を知ることになりました。



袖すりあうも多少の縁


巡り巡る人の縁とは、なんと不思議なものでしょう。

そしてこれが、陽之進様の未来に大きく係わろうとは

この時まだ、ご本人様も気付いてはおりませんでした。





気になりますか?


ではでは時を遡り、少しお教えいたしましょう。


陽之進様の報われぬ恋


想いを太夫に吐露した日から、二年ほど昔のことでございます。






飾り12


*月の影 華の闇*






 その日、太夫の元を訪れていた陽之進(ひよのしん)は上機嫌だった。

 陽之進が指揮を執っていた領地の堤防が完成し、毎年起こる河の氾濫を食い止められたと報告があったのは、夏の盛りを少し過ぎた頃のこと。

 今年は作物が思いのほかよく育ち、領民の生活もずいぶん楽になりそうだと報告があったばかりで、江戸詰めの陽之進にとって何よりの吉報となったのだ。

「これでまた民の暮らしも少し良くなるだろう」

 そう言って盃を煽った。

『領主は領民のためにあり、領地の盾となるべき砦である。民を守れずして国は守れぬ』

 その考えは神田家の、ひいては九条藩の家訓となっている。

 祖父から父へ、父から自分へ。

 幼少のころから父にそう教えられた陽之進は、民の平穏な暮らしを我がことのように喜んでいた。

 事を成し遂げた達成感とその高揚感で、その日は少し破目を外して盃を煽り、陽之進はしたたかに酔った。


「ぬし様、どちらへ?」

「ちょっと厠(かわや)だ」

 そう告げて太夫の座敷を後にする。

 フラフラと千鳥足で渡り廊下を歩き、階下の厠まで降りていった。

 時々思わぬ方向に足がとられ、よろめいた拍子で支えに使った柱を辿り、廊下の窓を少し開け放って初夏の夜風を吸いこんだ。


 ふと、空を仰ぐ。

「降りそうだな」

――だが、雨が降ってももう心配はいらぬ。

 その安堵感から、心は晴れやかだった。

 眼下には華やかに灯りの点った遊郭が広がり、多くの男が格子前で品定めをしていく。

――父の名代でここに足を運ぶのはもう5度目になるだろうか。

 月の登らない漆黒の闇は、どんよりとした雲を纏ってこの世に蓋をするように覆いかぶさっていた。






          ***







 太夫の馴染みとなるのに三度通うは定石――そう聞いていた。

 一度め、二度めはろくに口も聞いて貰えないはずだとも。

 特に天眼太夫に気に入られるのは将軍様でも難しいだろうと、不敬なこと真顔で耳打ちする父上の言葉を聞いて、太夫とはそれほどまでに不遜なのかと内心鼻白らんだ。

『なぜそうも遊郭に通うのか』

 実のところ、陽之進にはわからなかった。

 そんな問いを笑った父も、太夫の元へ通う。

 母上が亡くなってすでに五年を数えるやもめの父が、よりによって通う先が吉原遊郭とは――

 それを少し憂いてはいた。

 いや、どこかで苦々しく思っていたのかもしれない。

 貧困や飢饉、死に別れ、生き別れ。人は様々な事情で翻弄される。

 自力で生きる術を持たない女子供はその最たるものだ。

 遊郭はそうして落ちてきた者ばかりだと聞く。

 その苦境を利用され、その身体を利用される女達は、その身を利用し、男を利用して生きている。

 遊女達は、白粉の香りと立ち上る色香に包まれて妖しく輝いていく。

 楽しそうに笑い、舞い踊り、しなを作りながら男の欲と自尊心をくすぐる。

 それが悪いことだとは思っていない。責めることなどできない。

 それは生きるためだからだ。

 頼る親兄弟も無い女や幼子の身で生きていくには、他にどんな手立てがあるだろうか。



『それを利用しているということになりませぬか?』

 ある日父に問うた。

 すると逆に『金を落とす男がいなくなれば、女たちはどこへ落ちる?』と問われた。

 そこは女達の落ち先なのか?

 それとも救い先となっているのだろうか?

 哀しくも哀れな女たちの最後の堕ち先になっているのだろうか?

 陽之進にはわからなかった。

 吉原はそうしたものなのだろうか――

『それほどまでに太夫の元を訪れる理由は何なのでしょうか?』

 名だたる家の方々も、太夫に逢うためにこっそり訪れていると聞く。

 それを聞いた時、それも飛び抜けた色香によるものだと、逢うまではまだどこかで考えていたのだ。

『では、太夫に逢わせてやろう』

 ある日そう言って、父は遊郭への供を命じた。なんだかんだと固辞したが譲らない。

 ある晩、しかたなく供についた。




 初めて通された座敷で対面した太夫は、想像以上に美しかった。

 整った顔立ちに抜けるような白い肌。

 優雅でいて気品溢れるその出で立ちは、香に包まれた部屋の中でひときわ輝いている。

 磨き抜かれた宝物のような美しさに感嘆した。

 吉原随一の太夫とはこういったものなのか――驚きに息を飲んで、そんな事を考えていた。

 その太夫は、静かな夜の湖を想わせる瞳でじっと自分を見つめている。

 なぜか心の奥まで覗かれているような落ちつかない気分を感じたが、それでも惑う色香は感じない。

 不思議な人だった。

『自分から話しかけるな』

 父に釘を刺されてその指示に従っていたが、暫くすると太夫の方から声をかけてきた。

 他愛もない会話ではあったが、それはよほど意外なことらしい。

 釘をさしていた父はおろか、周りのものがぎょっとして太夫と自分を見ているのがわかる。

 何がそんなに驚くことなのかと、訝しく思ったものだ。

『これは驚いた。我が倅ながら頼もしい』

 そのあとなぜか豪快に笑いだす父に呆れながら、太夫との会話を重ねていく。

 太夫の声は凛として涼しく、笑い声は鈴の音を転がすように軽やかだ。

 博識ぶりにも驚いた。

 世情に通じているばかりか、興で詠んだ和歌の出来も素晴らしく、その上男でも修めるのは難しい学問書まで読みこなしていた。

 苦境の末に売られてきた、色香を売る女達――

 どこかでそんな憐みを持って見ていたことが、急に恥ずかしくなるほどだった。

 聞いた事はないが、琴や笛もなかなかの腕らしい。

 話していて楽しかったが、父からは『色気のない奴だ』と笑われた。





          ***





 厠(かわや)を出て太夫の座敷へ向かいながら、そんなことを思いだす。

 あれから父の名代でここを訪れるようになった。

 命じられたという方がふさわしいかもしれない。

 父が単に色恋でここに通っていたわけでもないということも知ったせいか、ここに来る道のりも嫌ではなくなっていた。


「はて? 路を間違えたか?」

 突然我に返った陽之進は、何度か瞬きを繰り返した。

 目の前に広がるのは真っ暗な廊下。その先は漆黒の闇がすっぽりと覆っている。

 そこに漂う空気はどんよりと重く、陰鬱な湿度を持っていた。

 陽之進は思わず振り返った。

 来た路は四角く口を開き、少し頭上にほんのりと灯りが漏れている。

 太夫の座敷を出て階段を下り、三浦屋の屋敷の端にある厠までいくつか廊下を曲がったのだ。

 だから帰りは階段を登るはずであるのに、曲がった先の階段をまた数段降りてしまった。

 どうやら本当に路を間違えてしまったらしい。

「飲みすぎたか」

 帰ろうとしたその時、なぜか誰かに呼ばれている気がして振り返る。

 もう一度闇に視線を前へ向けると、漆黒の先に小さな灯りが見えた。

「誰だ?」

 眼を凝らしても判然としない。

 何故かとても気になって、陽之進は恐る恐る先を進んだ。



 それは確かに部屋から漏れる灯りのようだった。

 歪んだ扉から漏れる灯りが小さく揺れる。

 遊女の逢瀬だろうか?

 こんな薄暗い廊下の先で何事かとも思ったが、人知れず偲び逢っているのかもしれない。

 心の蔵がどくんどくんと脈打って、心がその考えを違うと否定する。

 じっとりと纏わりつくような空気が重い。

「まさか、物の怪でもあるまいな」

 戸を開けることも引くことも出来ず立ち竦んでいた陽之進のもとに、今度ははっきりした声が聞こえた。

「だれか、いるのでありんすか?」

 弱々しくもはっきりした人の声。その声に惹かれるように、陽之進は戸を開けた。

 そして薄明かりの中で横たわる女を見つけ、驚愕して思わず後ずさった。


「気味が、悪いでありんしょう?」


 そう声をかけてきたのは、確かに女であった。

 女の声であった。

 だがそれは、崩れかけていた。




 枕元に置かれた小さな蝋燭に照らされたその顔から首筋には、赤く斑(まだら)にできた痣(あざ)が浮かび、赤黒い瘤(こぶ)がいくつも出来ている。

 見える肌のいたるところに焼けただれた様な瘢痕(はんこん)が円を描き、右頬はなぜか奇妙に膨れ、左目は岩を乗せたように腫れていた。

 結われた女の髪は乱れ、ところどころ脱毛をしているようだ。

「驚かせてしまいんした」

「これは……どうしたのだ」

 喉に絡みつく声を振り絞り、陽之進は声をかけた。

 その声が情けないほど震えているのが自分でもわかる。

「鳥屋についてしまいんした」


 鳥屋(とや)――陽之進はハッとする。

 鳥屋についた遊女の話を、以前父に聞いた事があった。

 鳥屋につくとは、梅毒(ばいどく)という病に罹ること。

 梅毒はまだ良薬のみつかっていない病だ。

 ここ遊郭では男女の交わりで移る病の1つだと、父が言っていたのを思い出す。

「ぬし様は、どなたに逢いに来んした方でありんすか?」

「て、天眼太夫に……」

 陽之進がそういうと、無残な姿の女は口の端を少し上げた。

 それはまるで笑っているかのようであった。

「あの子に。……そう、でありんすか」

「あの子? 太夫を知っているのか? おぬしは、誰だ?」

「わっちは空、木(うつぎ)と……申しんす」

 女は苦しそうに呟いた。そのとたん、ごぼっごぼっとむせ返り、その度に身体が上下する。

 陽之進は思わず傍に寄った。

「大丈夫か?」

 そう言って声をかけた陽之進は、女の顔をまじまじと見てしまった。

――どうすればこんなことになるのか。

 そう思うほど女の顔は崩れている。

 大小様々な瘢痕は縁が盛り上がり、中心はただれたようにえぐれていた。

 見れば胸の上にのせた両手のいたるところにも同じような痕(あと)が残っている。

――女の身でこのような姿になるとは、何と哀れな。

 すでに感じていた恐怖はなくなっていた。

 ただこんな暗がりで独り横たわる女が哀れでならなかった。

 陽之進はゆっくりと女に名乗る。

「では、ぬし様は……次期ご城主様でありんすか?」

 陽之進が頷くと、女はなぜかほぅとため息をついた。

「懐かしい……」

「懐かしい?」

「わっちの郷里は、多野里でございんす」

 それを聞いて陽之進は眼を見開いた。

 多野里は陽之進の領地にある小さな村だったからだ。

「ではおぬしは、領民であったのか……」

「昔のことでございんす。記憶も朧(おぼろ)な、むかしむかし……」

 多野里とは領地の外れにある小さな村で、決して肥沃な土地ではないが水の綺麗な美しいところだ。

 季節の折に色とりどりの花が咲き乱れ、温暖な気候は何かと過ごしやすい地でもある。

「医者には、診せたのか?」

 そういうと、女は形を留めている右目を細めた。

「手遅れで、ありんす」

 その言葉には諦めがあった。

 どんないきさつがあったかはわからないが、こうして遊郭に身を落としているからには一家に何かあったのだ。

 女の年は定かではない。

 遊郭に身を落としてから、何年たっているのだろうか。

 それはどんな苦境であったのか。


 領民が豊かに暮らせるだろうと、先ほどまで浮かれ騒いでいた自分を恥じた。

 その足元ではここに身を落とし、病に苦しんでいる民がいたのだ。


 女に声をかけようとしたその時、後ろに気配を感じた。

「陽之進様、お部屋へお戻りくださいませ」

 振り返ると、太夫付きの若衆が膝を折ってこちらを見ていた。

「しかし――」

「これ以上ここにいると、咎(とが)が太夫に及びます」

「太夫に? それはどういう――」

 男の言葉に陽之進が問いかけると、床の中から声がした。

「ぬし様、行ってくれなんし」

 視線を戻すと、女が陽之進を見上げている。

「少し疲れんした。お会いできて嬉しかったでございんす」

 そう言って、女は両手を合わせて目を細めた。

 その後若衆に促され、部屋を出て茫然と後を歩いていた陽之進は、座敷に入る前に男に声をかけた。

「あそこは何なのだ?」

 男は暫く黙っていたが、陽之進に剣呑(けんのん)な空気を感じたのだろう。

 肩で小さく息をつくと、ここだけの話にしてくだせぇと前置きをして、ぼそりと答える。

「あそこはただの行燈部屋(あんどんべや)でございます」

「なぜ、あのような……」

「陽之進様、ここには二度と来ないでくだせぇ。でないと、あの先の部屋に太夫が行くことになりますから」

「あの先の部屋とは?」

「あの先は……仕置部屋でございます」

「仕置き……なぜ天眼太夫が?」

「ここは殿方に夢を見せる楼閣でございます。夢の花咲くこの屋敷で、あのようなものを見せるは遊女失格。それでなくてもああした見た目の稼げない遊女がまだここにいることを、楼主さまは快く思っておりません」

「ではなぜ、あのようなところに閉じ込めておくのだ!」

「……あの遊女は空木太夫(うつぎたゆう)、天眼太夫(てんげんだゆう)の姉太夫でございました」

「天眼太夫の? では……太夫はこのことを知っているのか?」

 気色ばんだ陽之進の声に、男は振り返って答えた。



「空木太夫を行燈部屋に囲っていなさるのは、天眼太夫ご自身でございます」


















【花魁杏絵巻】*5・望郷への約束*へつづく
関連記事

Comment

あっという間に読んでしまったす^^

>「これは……どうしたのだ」
>喉に絡みつく声を振り絞り、陽之進は声をかけた。

この辺りから文章の記憶がなく、情景だけが残っています。黒塀板の節穴からこっそり、空木太夫と陽之進のやり取りを覗き見をしていたようなドキドキ感!

次回が楽しみでありんす!

HIZAKI
HIZAKIさん
HIZAKIさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

あっという間に~~~ありがとうございます♪(///∇//)テレテレ
もの哀しく、薄暗い暗夜な世界を書きたかったのですが
私が書くとどうもアッサリ気味になる気がしています><。

それでいつも悶々とするのですが、情景が浮かんでくださいましたか?^^
よかった~~~

薄暗い、ほとんど闇の中を進んだ陽之進が出逢った遊郭の闇。
華やかで綺麗なところばかりではなかったと表現したかったのです。
空木太夫は、多くの遊女の過酷な、そして陰惨な世界を体現しています。
必ずしもこのような事ばかりではなかったと思いますが
この闇の部分は描かないとと思いまして^^
陽之進の生真面目さなんかも伝わったでしょうか?^^
彼が遊郭に足を運ぶ理由
彼が出逢った華の闇
そして天眼太夫との出会い

陽之進からの視点で進む今回の話は
そのことで遊郭の裏側を少し表現してみました^^


この出会いが、陽之進の、そして天眼太夫のこれからに影響を与えるんです。
次話で太夫との関係を明らかにします。
太夫が何を考え、何を想っているのか伝わるといいなぁ。

楽しみにしてくんなまし♪
  • 2012/11/02 17:06
  • YUKA
  • URL
  • Edit
こんばんは、YUKAさん(๑′ᴗ'๑)☆
待望の花魁杏絵巻続編ですねっヽ(=´▽`=)ノ♪

今回は、華やかな吉原の輝きの裏にある闇が描かれていて、思わずドキリとさせられるような臨場感たっぷりの空木太夫と陽之進様の対面・・・・!!

きらきらと豪華絢爛な印象の強い遊郭には、病、稼げない遊女、仕置部屋・・・こういった闇の因子も必ずあったのでしょうね><
陽之進様、遊郭に通うのが似合わないお方(*´∀`*)という印象で読んでいたのですが、空木太夫と出会って知った華の闇。。。
月の出ない夜の、どんよりとした空気が、サブタイトルで見事に表されていますね・・・!!

おゆなさんが、陽之進様と天眼太夫の光となっていくのでしょうか((o(´∀`)o))
本編と同じくらいドキドキの花魁杏絵巻、次回も楽しみにしていますっ(*´∀`*)♪
なによしさん
なによしさん、おはようございます^^
コメントありがとうございます♪

そうなんです^^
今回は……実は描きたかった裏側です。
遊郭はとかく花魁の華やかさばかりが描かれますが
決して楽しいばかりのところではなかったのだと思います。
でも、決して悲観ばかりの世界ではなかったとも思ってますが。

この病は、実は本当に多かったらしく
それに不妊になると言われ、遊女や楼主にはむしろ喜ばれたそうで。
ただし移れば治りませんけどね^^;

この時代は、風紀はとっても緩やかで
今でいう春を売るというのは罪――という感じではなかったようなんです。
もっと開放的であっけらかんとしていたという話も残っています。

吉原は江戸にあるので、移ることさえも笑い飛ばすような気風もあったみたいで
ちょっとビックリですけどね~~~
江戸っ子の粋や人情もあったのかもしれません^^

でも当時の遊女からの話は残ってませんから、何とも言えませんね。
嬉しいわけはないだろうと思うので。

そこで働く彼女たちの哀しさみたいなものがちょっと書きたかったというのもあるのです。
臨場感感じて頂けたでしょうか?^^

そうそう!そうなのです。
陽之進は遊郭が似合わない(笑)
絶対遊びになんて行かない~~と思っていたので
命じられた――が必須(笑)
男と女、というよりも、参謀や占い師にお伺いを立てるような感じです^^

おお!サブタイトルに込めた意味を感じてくださいましたか!!^^
すっごく嬉しい~~~~
そうなんです。
月の影、華の闇

かなり気に入っているサブタイトルです^^
この先もサブタイトルは意外と拘っているので、注目して頂けると
話の内容の意図が分かるかなぁと思います^^

おゆなはね~~
ある意味彼らの光となり、更なる闇にもなります。
今回はお杏が光でもあり、光に導くものでもあり^^
まだまだ、混沌の中にいます^^
遊女と町娘の接点を考えるのは楽しくて大変でした。
遊郭なので、お杏以外ではどうしても男性陣が活躍です!^^
あ、次話は修の字が再び登場ですよ~~^^

今日は本編で、まだ書けてません(爆)今必死(笑)
何とか間に合わせますので、遊びに来てくださると嬉しいです♪


  • 2012/11/04 10:00
  • YUKA
  • URL
  • Edit
どうも!YUKAさん、こんばんわ!
花魁杏絵巻、読みましたー!!
今回、長かったですね、普段の2倍の活字量じゃないですか?
いや、よく書いたもんだと感心するばかりです!

今回の話、太夫の過去に纏わる話でもあるのですね。
空木太夫との関わりなど、次回に持ち越しですが、続きが気になるところです。
今回の煌びやかな遊郭の裏側には、こんなドス黒い内容も隠されていたりして、
正直、YUKAさんの文の上手さもあってか、脳内に描写がくっきり映し出されたような感覚を感じました。
そうですよね、よくよく考えてみれば、金で女を買う世界、稼げなければ生きてはいけない、
そんな裏側があってもおかしくないわけですね。
そんな華やかな頂点にいる太夫にも、心の闇というのは
存在するわけで、
もしかしたら、陽之進はそこに触れてはいけないのかも知れない。
(でも、性格上、触れそうだよな~;)
と心配はしているのですが、楽しみは次回に期待したいと思います♪
ペレさん
ペレさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

あ、いつもの2倍!気付かれましたか~~~(笑)
そうなんです。
私はネット小説ではあり得ないぐらい、いつも長いのですが
今回は更に倍(笑)
もう、なんだか申し訳ないぐらいです^^;;

2回に分けても良かったのですが、どうしてもここまで書いてしまいたくて^^;
長いのに読んでくださって、本当にありがとうございます!^^

おお!映像が浮かんでくださいましたか!><。
それは何よりうれしい♪
もう、イメージとして「絵」が頭にあるので、
それを文章でどこまでかけるか、みたいなところがあって。

あの、薄暗い映像の時代劇ドラマのような感じで書いております(笑)


そうなんです。
遊女の世界は決して悲観的ではなかったという話もあるのですが
それはあくまで男性視点。
その頃の遊女が話した話は、伝わっていないのです。

煌びやかな夢の世界には、必ず影も出来ると思うのです。
太夫であってもしかり――そんな世界も描きたいと^^
花魁を題材にした時から思っていたことでありました^^

「正しい」というのは「清い」というのは、剣にもなると思います。
この当時ヒョヌもまだ若いので、更に真っ直ぐなんですね~~
正道を歩く陽之進に見えた華の闇、それはきっと強烈だったと思います。

そして空木太夫のことは、天眼太夫である杏子に様々な想いを残しています。
それを次話で明らかにしますが
ヒョヌさんは――触れちゃいますね、確実に(笑)

楽しんで頂けたら本望です^^
是非是非、お時間のある時に次話も読んでくださいませ~~♪


  • 2012/11/06 23:16
  • YUKA
  • URL
  • Edit
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2012/11/16 18:03
鍵コメGさん
鍵コメGさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

その後、お体の調子はいかがでしょうか?
遊びに来て頂けて読んで頂けて本当に嬉しいです!!^^

毎回、お話の更新ごとに皆さんはどう思うかな~?と
ドキドキワクワクヒヤヒヤしながらUPしているので、コメントを頂けるのが本当に嬉しい♪
過去記事でも全く問題ないです^^
むしろ、読んでくださったのだなぁとわかるので、いつでも大歓迎です♪

>病気で早死にするという陰惨なイメージ

私もそうです。
これは本当にイメージなのかもしれませんが
実際にある投げ込み寺に残った文献からも、かなり若いうちに亡くなっているので
あながち嘘ではないと思うのです。

時代のせいか、場所のせいか――
後世に残された書物なども男性視点が多いので、
実際に働いていた当時の女性の実情はなかなかわからないのですけどね~

闇の部分を描く――
これは、花魁という題材の時点で書いてみたかった部分でもあるんです^^
私の文章はいつも深みが無くてサラッとしてしまうので
上手く描けているかは甚だ自信がないのですが^^;;

陽之進の性格からして、見過ごすことはできないですね^^
でもそこにはやはり、時代の、遊郭という場所の無常もあったりします。

実は空木太夫のお話は、後から変更したエピソードなんです^^
このエピ以外に、実は全く違うエピも用意していました。

やはり闇の部分ではあるのですが、陽之進が深く係わりある結末を迎えます。
そのことを恩義に感じた天眼太夫が、今度は奔走する――という感じで
もう一つのエピはもっと陽之進の地位や立場を利用した感じでしたが
「主役は杏子♪」
と思いなおし、バッサリカット(笑)
このお話の結末は次話ですが、またお体の調子のいい時にでも読んで頂けたら嬉しいです^^
決してご無理はせずに^^

いつでも、過去記事でも本当に大歓迎です^^
寒さ厳しい折、鍵コメさんもお体には充分にお気を付け下さいね^^




  • 2012/11/16 19:48
  • YUKA
  • URL
  • Edit
Comment Form
公開設定


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。