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【花魁杏絵巻】3 若様の恋



【花魁杏絵巻】


この話の元になった素敵なイラストはプロローグから

 
【プロローグ】 【2】


*注*
歴史上の時代設定や呼称などは出てきますが、史実に基づいた歴史小説ではございません。
あくまでも番外編/歴史パラレルですので、完全にフィクションです。
そのおつもりでお読みください。








***




太夫の今宵のお相手は

九条藩藩主のご嫡男、神田陽之進(かんだ ひよのしん)様でございます。

九条藩は石高5万。

藩主様の神田直正様は、小藩ながらも城主大名でありました。


陽之進様ご自身は、書物を愛し、武芸に励む清廉な方。

大枚はたいて、自ら遊女と交わるはずもございません。



「お大名が列をなす」

そう囁かれている、天眼太夫の奥座敷――

持ち込まれる難題は悲喜交々(ひきこもごも)。

ひたひたと、蠢くものは欲と業。

陽之進様のお父上である直正様はその昔、天眼太夫に命を拾われたとか、いないとか。

その御縁が綿々(めんめん)と続き、

天眼太夫に信を置く父上様の命を受けて訪ねてくるのでございます。




今宵の話は恋の華――


決して叶わぬはずの、夢物語でございました。









飾り12




*3・若様の恋*








 揚屋で催す宴も一息つく頃、太夫と陽之進(ひよのしん)は、妓楼(ぎろう)へと場所を移した。


 太夫のいる遊女屋・三浦屋は、遊郭でも随一の大見世(おおみせ)であり、太夫の寝所はその2階にある。

 他の遊女とは違う渡り廊下を進んだその奥に、続き間の大部屋を独占する形で座敷を持っていた。

 通常、太夫の座敷は8畳ほどの部屋の奥に畳を一段上げて太夫が鎮座する居所があり、そしてその部屋の奥の襖を開けると布団が敷かれる寝所となる。

 しかし天眼太夫の座敷は、歴代の太夫のものとは少し違っていた。

 天眼太夫の座敷は、その手前にもうひと間あるのだ。

 これは太夫の天眼力にあやかろうとする大名や旗本の「公にはできない話」を、廊下で盗み聞きされないための法策であった。


 若衆たちが寝所に布団を運びこむ。

 客の来訪に合わせて運び込まれる高級布団は、太夫の馴染客がそれぞれ購入して贈る習わし。

 三枚ひと組で送られるの羽根布団は、高さが40㎝を超える。

 しかし今宵も、この二人にその出番はない。

 宴を切り上げた二人が、持ち込まれた膳を前に一献(いっこん)傾けながら語り合っていた。



「――これは、お話の内容を認めた文でありんす」

「かたじけない。では、これはそのまま父上に届けよう」

「はい」

「それにしても、いつもながら太夫の眼は特別仕立てだな」

 その後は他愛もないことを語りながら夜が更けていき、酔いがすすむにつれて陽之進の口数が徐々に減っていく。

 太夫は何も言わず、ただ空になる盃に酌をしていた。

「太夫。そなたに夢はあるか?」

 突然、陽之進は太夫に尋ねた。

「わっちの夢でありんすか?」

 太夫の問いに、陽之進は口に盃を運びながら小さく頷いた。

「うむ。そなたの願いがひとつ叶うとしたら、何を願う?」

 太夫は少し考えた後、口の端を少し上げた。

「わっち、夢は……見んせん」

「見ない?」

「はい。わっち達遊女は、しと夜の夢を見せるもの。自ら夢を見ていては、心も体も持ちんせん。遊女にとって、叶わぬことの多いが日常――。囚われる夢は毒にございんす」
(はい。私達遊女はひと夜の夢を見せるもの。自ら夢を見ていては、心も体も持ちますまい。遊女にとって、叶わぬことの多いことが日常――。囚われる夢は毒にございます)

「なるほど。夢は毒か――。そうだな、その通りだ」

 そう答えた後、また鬱々(うつうつ)と盃を煽っていく。

「その憂いのわけは、夢のせいでありんすか?」

「憂いているか? いつもと変わらぬが――」

「僅かなれども、ご婚儀のお決まりになりんした方のお顔ではありんせん」
(少なくとも、ご婚儀のお決まりになった方のお顔ではありません)

 陽之進は一瞬真顔になり、目線だけを太夫に向けた。

 そしてふっと力を抜いて笑う。

「もう太夫の耳に入っているのか。相変わらずの早耳だな。なに、つまらぬ話だ」

「そのつまらぬことは、そのお顔が曇るほどのことでありんしょう?」

「こればかりは、太夫でもどうすることも出来ぬ話」

「その姫君さまが、お気に召しませぬか?」

「姫に問題があるわけではないのだ。それに戸倉のあや姫とのことは父上が決めたもの。姫のお父上は佐野藩の家老戸倉道長様。そのご息女である姫ならば、家中の者の賛同もきっと得られるだろう。私が異議を唱えることなど出来はしないのだ。それに――」

 陽之進は少し言い淀んで、一気に盃を煽る。

「仮に異議を唱えたとしても、どうにかなることでもない」



 若様は、嘘がつけぬ――

 その心根を微笑ましく思いながら、太夫はどうしても気になって先を促した。

「戸倉の姫君さまの他に、好いた方がおられるのでありんすね?」

 すると陽之進は、今度は声をたてて笑った。

 哀しい笑い方――

 そう感じながら、太夫は彼の横顔を見つめていた。

「太夫は何でもお見通しだな。だがその娘とは一緒にはなれぬ。いつか別々の生涯を歩む運命だ」

「もしや……ご身分が?」

「ああ」

「それならば尚のこと」

「ん?」

「ぬし様。ここは夢と現の狭間でありんす。ここでのお話は今宵の肴。話すだけでも僅かは心が軽くなると申しんす。でありんすが、迂闊にお話できることじゃありんせんのでありんしょう? 今宵のぬし様のお話は、こなたの太夫の胸に納めておきんしょう。そんなお顔で過ごされては、ご家中の方もご心配なんしんす。どうか心の棘をお抜きになってお帰りなんしませ」

(あなた様。ここは夢と現(うつつ)の狭間でございます。ここでのお話は今宵の肴(さかな)。話すだけでも少しは心が軽くなると申します。ですが、迂闊(うかつ)にお話できることではないのでしょう? 今宵のあなた様のお話は、この太夫の胸に納めておきましょう。そんな顔をして過ごされては、ご家中の方も心配なさいます。どうか心の棘(とげ)をお抜きになってお帰りなさいませ)

 太夫の話を聞きながら、暫くの間陽之進は黙々と酒を煽っていた。

 半刻ほど過ぎる頃、ポツリポツリと語りはじめる。



 出会いは半年ほど前。

 年が明け、まだ雪のちらつく大寒の頃のことだ。

 新年の行事もひと段落して、菩提寺である真永寺の和尚の元を訪ねていた。

 来た時にはチラチラと舞いはじめていた雪が本降りとなり、帰りそびれたまま足止めをされ、どうしたものかと考えているところで、代わりの茶を運んできた1人の娘と出会った。

 寺の小尚たちが浮足立つほどの麗しい顔立ちをした娘に、一目で心を奪われた。

 急用で席を立った和尚のかわりに相手を勤めることになったその娘は、その顔だちだけでなく心根も真直ぐ純真で、心はますます乱れていく。

 それは、生まれてはじめて感じた感情だった。

 その日感じた胸の痛みの名前もわからないまま、語りあった時間が忘れられずに、用を見つけては寺に通って娘の姿を探した。

 逢えない日々に思いを募らせ、逢えば光陰のごとく時は過ぎていく。

 そんな日々を繰り返し、その気持ちは押さえられないほど確かなものへと移っていった。

 そして知ったのだ。

 人を恋しいと想う感情を。




 淡々とした陽之進の語りが落ち着く頃、太夫は呟くように問いかける。

「そのお方は、ぬし様のご身分を――」

「承知だ」

「そのお心も?」

「知っている」

「そのお方のほうは――」

 だがその問いには答えない。

 しかし盃を持つ手を微かに震わせて自重気味に笑う陽之進の様子から、太夫はその意を汲み取った。

 恐らく、相思相愛――

 だが身分階級の厳しい時世で、武士と町娘の恋など実るはずもない。

 それに、陽之進は藩主の嫡男。いづれは九条藩藩主となる。

 武家の結婚とは本人の問題ではなく、家と家の結びつきによるところが大きい。

 まして時期藩主ともなる男の婚儀は、それこそ藩の行く末にもかかわる一大事であった。

 陽之進の父、神田直正(かんだなおまさ)は、磊落(らいらく)で思いやりのある好人物であることを太夫自身が良く知っている。

 家のためとはいえ、よほどのことがない限り無体な無理強いをするはずはないこともわかる。

 お相手のあや様は佐野藩家老のご息女。

 陽之進の相手として本人が異を唱えないところをみても、問題など見あたらないのだろう。

 太夫は小さなため息をついた。

「女々しい男なのだよ、私は。諦めようとすればするほどその想いに囚われている。そして毎朝、うなされる」

「朝に、うなされる?」

「毎夜見る夢にな」

「…………」

「己の領地を治める私の傍らに微笑んでいる彼(か)の人がいる。共に笑い、共に泣き、その生涯はとても幸せに満ちている、そんな夢。翌朝目を覚ますと、露(つゆ)となって消える儚い夢幻(ゆめまぼろし)。叶うことのない夢の華だ」

「ぬし様……」

「詮無いことを申し上げた。笑い話として忘れてくれ」

 陽之進はそう言ってまた小さく笑う。

――笑うことなどできるものか。

 太夫はそっと目を伏せた。


 この世は報われぬ恋に満ちている。

 この遊郭に咲く恋の華も、そのほとんどが暁(あかつき)と共に泡と消える。

 契りを交わし、請われて身揚げされた一握りの遊女でさえ、その末路は決して幸せとは限らない。

 そのほとんどは日陰の身、老いて飽きれば切り捨てられる身の上なのだ。

 だが恋の切なさは、娑婆(しゃば)の世界でも同じらしい。

 自惚れや片惚れであるならいざ知らず、たとえ心が通っていても、そこには家柄や身分が立ちはだかる。

 自分の意思で選び、己の道を歩むことのできる世など、夢のまた夢――。


「ぬし様、その娘様のお名前は?」

「……鳴澤屋喜兵衛の一人娘、おゆな殿だ」

 太夫の眼は見開かれ、小さく息を吸った。

 ささいな偶然、微かな縁(えにし)――


「おゆな、さん」

 その時、天眼太夫の眼の奥がきらりと光った。

















【花魁杏絵巻】 *4・月の影 華の闇* へつづく
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Comment

こんばんは!!

読み進めていくと、小説仕立てが散文のように感じるようになって、最後の方は昔絵巻風の紙芝居をパッパとめくられているようなイメージで、赤や紫そして紺色、畳と建具の木やお香の混ざった匂いまで感じました。

>ここは夢と現の狭間でありんす・・・

そんな狭間・・・妖艶な世界へご招待いただきありがとうございます^^

冒頭枕文、全盛期の必殺仕事人のプロローグみたいで格好良いです!!

これが定期的に読めるとは幸せでありんす。

HIZAKI
  • 2012/10/25 22:41
  • HIZAKI
  • URL
どうも!こんばんわ!!
遊郭話、誓約の地とまた違った雰囲気があり、
そして、馴染みのある名前がぽつぽつとでてくるので
違和感なく、すんなり読めてます!

『陽之進』これはどう考えてもあのお方ですね(笑)
こんな時代でもひとつ間をおいたところで憂鬱そうに
ゆな殿を見てるのか、キミは(笑)

ま、でも、この場合は身分という垣根がありますからね。
そうおいそれとはいかないというのが本当なのですね。
ただ、最後に杏の眼がきらーん☆と光ったのには、
あー、こんなところでも姐さん、世話女房を買ってでるのですね、と思ってしまいました(笑)

ところで、2話目の子猫が”ふう”という名前でした(笑)
こんなところにもふうちゃん、出てたのか!
今後が楽しみです!!
こんばんはっYUKAさん(´∀`*)ノノ☆
花魁杏絵巻続編キタ━(゚∀゚)━!!!
神田陽之進さま・・・!!ヒョヌさん・・・!!
って、韓国人名を時代小説に置き換えるのは相当難しそうですが、この命名も実際にあった名前なのでしょうか((o(´∀`)o))?
YUKAさんのオリジナル゚+.(◕ฺ ω◕ฺ )゚+.??
どちらにしても、一風変わった雅なお名前です~♪

ああっでも、神田陽之進さまにはもうフィアンセがいらっしゃるのですね・・・><!!
時代物につきものの身分差ロマンス!!(*´Д`)ハァハァ///
しかも相思相愛の仲にまで発展していたとは・・・っ!
鬱々とお酒を煽る描写が、まるで映画のワンシーンのようにリアリティ溢れていますですっ(∩´∀`)∩♪

そしてっ!杏姉さん!!キラーン☆と偶然と言うなの必然ともとれるおゆなさんとの接点を見逃すはずが無いですね~(*´∀`*)!
持ち前の行動力と聡明さ、カリスマ性をいかんなく発揮しておゆなさんと近づけそうな展開にわくわくしていまっす♪
こんばんは
YUKAさん、こんばんは。

執筆、お疲れ様です。
ついにあのお方が登場ですね。
名前考えるの、結構大変だったのではないでしょうか(笑)

若様と町娘ですか。
この後、どうお話を持っていかれるのか、とても気になりますね。
最後の一文、杏子さんにぴったりで、映像が目に浮かぶようです。

引き続き、執筆頑張ってくださいね。
  • 2012/10/26 19:44
  • gimonia
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HIZAKIさん
HIZAKIさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪
読んでくださって嬉しいです^^

おお!なんと嬉しい言葉でしょう♪
このお話は、語り手が物語を語っている風に書いているので
紙芝居のようにめくれていく感が出ているなら本当に嬉しい^^
イメージは、あの「日本昔話」っぽい感じです(笑)
必殺!嬉しい~~
時代劇ドラマって、冒頭と最後に語りが入りますよね?^^
それもかなりイメージしてます^^


匂いまで感じられる~~
有り難いお言葉です!
こちらこそ、励みになる言葉の数々をありがとうございます^^
また読んで頂けたらこの上ない喜びでありんす^^

  • 2012/10/26 23:07
  • YUKA
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ペレさん
ペレさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪
読んで頂けて嬉しいです^^

そうなんです!^^
あ!って思って頂けたら、してやったりです(笑)

陽之進は、あの方ですね~~~(笑)
「ひよのしん」は「ひょぬのしん」で、「ぬ」と「の」を同時に発音する感じで(笑)

杏子の「きら~~~ん☆」はお約束ですね^^
はい、またまた世話女房(笑)
なぜそうなるのか、どうするのか、また読んで頂けたら嬉しいです^^

  • 2012/10/26 23:11
  • YUKA
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なによしさん
なによしさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪
読んで頂けて嬉しいです^^


陽之進は……太陽のように穢れなく進んでいく――
という、完全な造名です(笑)

「ひよのしん」は「ひょぬのしん」で、「ぬ」と「の」を同時に発音する感じで(笑)
候補は「陽之新」「陽之心」とありましたが
あまり変わらないですね(・・。)ゞ テヘ

おお!映画のワンシーン^^
なんて素敵なことを言ってくださるのでしょう^^

偶然という名の必然!まさに(笑)
杏子の「きら~~~ん☆」はお約束^^
これから彼らにますますかかわっていきます^^
彼らの未来は杏子にかかっている――で、本編とおなじか(笑)
修平も今後出てきますよ~~^^

なぜそうなるのか、どうするのか、また読んで頂けたら嬉しいです^^

  • 2012/10/26 23:21
  • YUKA
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gimonia さん
gimoniaさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪
読んで頂けて嬉しいです^^

は、登場です^^
彼が今後、太夫にどうかかわっていくのか(迷惑をかけるのか(笑))
名前、彼が一番悩みました(笑)
陽之進「ひょぬのしん」の「ぬの」を同時に読んで「ひよ(ぬの)しん」(笑)
はい、完全に無理やり(笑)

本編は国籍違いですが、ここでは身分違い^^
色々考えたのですが、この時代は色々な事の運びが意外とアバウトで(笑)
お話を作るのはけっこう楽しかったです^^

>最後の一文、杏子さんにぴったりで、映像が目に浮かぶようです。

やっぱり皆さん、思ってくださいましたね!^^
杏子の「きら~ん☆」は お約束ですから(笑)

はい、頑張ります^^って、もう出来ているので必ずUPです(笑)


  • 2012/10/26 23:30
  • YUKA
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こんばんは^^
陽之進と書いてひよのしん・・・!!某トップアイドルらしい、明るさと進む強さを兼ね備えたお名前・・・です!ずっと気になっていて(笑)やっと落ち着きました///

YUKAさんは、本当に下調べが緻密で、尚かつそれを、物語りとして纏め上げて、更にはオリジナルの味付けをされるのが本当にお上手・・・です!
今回も、ぐいぐい読み進めさせて頂きました。


そうそう、遊女って、本当に、男性の政治の世界の裏側で、いつもこうやって、アドバイス的な事、していたんだと思います。

>囚われる夢は毒にございます

この言葉がまた・・・泣けます。
自分自身の夢や希望は半分無いも同然なのに、こうして身分の高い男性の政治的な話しを聞いて上げたりして、男性をいろいろな意味で癒す遊女って、本当に、個を持つ事を許されないようなやりきれなさを感じてしまいます。

でも、陽之進様は、素敵な方ですね^^
そして、時代を越えても、天眼力を味方にさらっとつけようとしていらっしゃる陽之進様、さすがです!!これはもう、この恋は実ったも同然・・・!?///
で、でも、まだまだ安心はしていられない・・・
この時代では、「身分」という大きな壁が・・・そして陽之進様の婚約者は、本編の某女優を彷彿とさせて、気になります!

本編との違いや、重なる部分を、一人でこそこそ探しによによしてしまう、canariaでした(笑)
canariaさん
cnariaさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

お待ちしておりました~♪
名前、気になってくださってましたか(笑)まぁ~~難しかったんです(笑)
読む時は是非「ひよのしん」の「の」を「ぬの」と一語で読んで頂きたい~~(*≧m≦*)

下調べ^^;
意外といい加減で「あはは…」と自分で笑ってしまうところもあるのですが
そんな風に言って頂けると、有り難過ぎて暴走しますヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ



>囚われる夢は毒にございます

ここ、何気にこのセリフはお気に入りなのです^^
ここのセリフは悩んでけっこう変わって、落ちつくまでに二転三転しているんですよ。
陽之進の心に響いてくれないといけないし、遊女の立ち位置を表したいという想いも有り
更に、天眼太夫(杏子)らしく端的な言葉をいつも模索している感じでした。

遊郭は男性の裏の世界でもありそうですよね!
格子の中で客待ちをする下の遊女とはまた違って
彼女たちのような高級遊女は、話す内容も色恋だけではない気もしているんです。
銀座の超高級クラブもそうではないかと、勝手に妄想~(行ったこと無いので(笑))

次話。。
今度は「遊郭の舞台裏」を少し描くことになります^^
4,5話は結構気に入っている回です^^
禁止ワードで閲覧不可とかにならないように、かなり気をつけた回でもあります^^;

1~3話は冒頭「起承転結」でいうと「起」でしょうか。
4~6話が「承」
7~8話が「転」
9~10話が「結」という感じです^^
実はこの3話のあと、ラストを書いてしまって
「さあ、それに向かってどうするか?」と話を作ったのはここだけの話^^
実は7、8が難産でWW
これはある時代劇ドラマをヒントにした――というのもここだけの話(笑)
色々端折ることができるのは、この時代背景の良さでもありますが^^

陽之進は育ちのいいぼっちゃまですね(笑)
家訓も家風もいいお家柄です。
そしてそんな陽之進は、遊郭を通して少し大人になります(笑)

そうなんです!
本編は国籍、番外編は身分。障害がいつもなかなか難儀ですよね^^;
そういう運命なのですね~~(。・w・。 )

それを天眼太夫がどう振り切るのか、陽之進とおゆながどうなるのか
そして、杏子と言えば修平!(笑)あやつもこれから活躍の場が^^
書いていて本当に楽しかったです^^

あや姫^^
ね~~~^^
ただ、彼女にスポットを当てると更に長くなって短編ではなくなるので(笑)
今回は彼らの話しで終始しますが^^
もう一遍ぐらい、天眼太夫で話が書けそうです( =①ω①=)フフフ

鮮やかに切り抜ける世話役太夫の舞を、最後まで読んで頂けると嬉しいです^^

  • 2012/10/29 19:08
  • YUKA
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そういえば、ごくまれにですが、町娘が教養十八般を叩きこまれ、武家に奉公し、そこから養女になり、武士と結婚するなどということもあったそうですな。

いえなにがいいたいというわけでもなく。

もしこの線で行くならだれが教育係という一文にもならないことをやるんだろうなあ、ということでもなく。

しかし、ここでお優奈さんを出してきますか。うむむ。それでヒヨの進ですか。

うむむ(影の声:いつかわたしもやろう(笑))
ポール・ブリッツさん
ポール・ブリッツさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

>そういえば、ごくまれにですが、町娘が教養十八般を叩きこまれ、武家に奉公し、そこから養女になり、武士と結婚するなどということもあったそうですな。


おお!さすがです^^
昔は上下関係、身分関係が厳しいですから
上からのお達しは絶対ですね~~
ただ、城主になるようなお大名の結婚は、お上(将軍家)への報告がいる気もするのですが
その辺は長くなるので端折ります(・・。)ゞ テヘ
あ、これ以上はネタばれか?(笑)

銭ではない何かがあるのですね~~きっと(笑)
なんとか時代劇ドラマになるように、あれこれ考えております~^^
あはは^^

おゆなに、ヒョの進(爆)

修はこれから大活躍♪


  • 2012/10/29 22:36
  • YUKA
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引き込まれ中~~^^

文章が切なくて・・・・。
恋心がおばさんには新鮮です(笑)



chamamaさん
>chamamaさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます!^^

おお!花魁を読み始めてくださったのですね!
凄く嬉しいです^^
これはかなり調べて書いたので、とても時間がかかった作品です(笑)
その割に、ちょっとパラレルなんですが^^;;

哀しい時代ですよね、色々と。
女性には特に自由はなかったと思われます。
もちろんいいこともあったと思いますが、
今以上に誓約のある自由の中で生活していたのだなぁと。
でも最後はすっきりすると思いますので^^


良かったらまた感想を聞かせてくださいませヽ(*^∇^*)ノ


  • 2013/07/10 20:43
  • YUKA
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