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「ア・セクシュアル(無性愛)」

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先にUPした記事「アシンメトリー」という読書レビューの中で

「アセクシュアル」という言葉が出てきました。

分類がよくわからなかったので、ちょっと検索

【ウィキペディア出典】

心理学の性的傾向の言葉のようです。


描写はありませんが、性的指向についての話ですので
ご興味のある方だけ追記へどうぞ。

※3月26日
文末に「恋愛感情」と「性的指向」についての注釈を追記しました。

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 調べたことのまとめです。




心理学の性的傾向の分類では

異性愛・同性愛・両性愛・全性愛の性質のいずれにもあてはまらない状態が「Aセクシュアル」だそうです。



「無性愛者」と「非性愛者」というのがありますが、Aセクシュアルは「無性愛者」です。



「無性愛者」とは

他者に対して恒常的に恋愛感情や性的欲求を抱かない』性質のこと。

他に、エイセクシュアル、ア・セクシュアル、Aセクシュアル、Aセクと言ったりします。


性的指向(いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするかという性傾向)が無く

異性愛者としての性質も同性愛者としての性質も持っていない人ですね。

つまり、「恋愛感情を抱く無性愛者」というのは有り得ないそうです。

ということは

「異性愛者で無性愛者」

「同性愛者で無性愛者」

「両性愛者で無性愛者」

「全性愛者で無性愛者」

は成り立たちません。




これに対して「非性愛者」とは

他者に恋愛感情は有り得ても、恒常的に性的欲求を持たず性的行為を望まない』性質のこと。

「異性愛者で非性愛者」

「同性愛者で非性愛者」

「両性愛者で非性愛者」

「全性愛者で非性愛者」

が成り立ちます。



両者の違いは、「恋愛感情」まで持つか持たないかどうか、ということでしょうか。




また、性欲自体がないことは「WSD」(和製英語)

性的なものや性的行為に嫌悪感を抱くことは「性嫌悪



  無性愛       性嫌悪      WSD                 
「性的指向がない」、「性的接触を嫌う」、「性欲がない」 の3つは明らかに別物で

ア・セクシュアルは勘違いや誤認識が多いそうです。


※更に、日本語のAセクシュアル(無性愛者)と英語のasexual(主に非性愛者)は意味が異うとのこと。

英語のasexual(主に非性愛者)は性的指向がない人に加えて、

「他人への性的欲求はないが、性的指向はある人」も含まれるので【非性愛】に属します。



また、思春期以前の子供にそういう指向がなくても【無性愛】とは言いません。




【性的傾向についての用語一覧】


WSD(和製英語)性欲自体がない




性嫌悪 性的なものや性的行為に嫌悪感を抱くこと




無性愛(ア・セクシュアル)
恒常的に恋愛感情や性的欲求を抱かない

非性愛(ノンセクシュアル)
恋愛感情は有り得ても、恒常的に性的欲求を持たず性的行為を望まない






同性愛(ホモ・セクシュアル)

異性愛(ヘテロ・セクシュアル)

両性愛(バイ・セクシュアル)

全性愛(パンセクシュアル・オムニセクシュアル)





【両性愛と全性愛】


両性愛(バイセクシュアル)は、

同性愛および異性愛を両極端とするその他のすべての性的指向を含みますが

必ずしも双方の性に同じように魅力を感じるわけではなく、

むしろいずれかの性をより好む傾向があったり

両方の性を好むが、性的な行為としては一方を好んだり、

両性への指向をもちつつも、一方のみに魅力を感じるという形態も存在するそうです。




全性愛(パンセクシュアル・オムニセクシュアル(pansexual, omnisexual))は

男性/女性の2分法に基づいた性の分類に適合しない人々も含め、

あらゆる人々に恋をしたり、性的願望を抱いたりする人々で

あらゆる人々の美的興味を引き付ける可能性を持っている人々――だそうです。





男か女かという男女二元論の立場よりも、あらゆる人々に魅力を感じたり恋をしたり

性的願望を抱いたりすることを強く意識する場合は

バイセクシュアルではなく、パンセクシュアルという用語が使われるようですが

バイセクシュアルの方が世間的認知度が高いので、

パンセクシュアルであっても、あえてバイセクシュアルと名乗る方もいるそうです。




※あくまでも、小説で気になった言葉について私が調べたことでのまとめ記事ですので、

記事内容等に解釈などの間違いがあった時は、そっとお知らせください^^





~追記~


「恋愛感情」というのを定義付けすると難しいですが、解説を省いてしまったので追記します。

ここでいう恋愛感情とは

「性愛者が性的指向の対象に対して抱く情緒的で親密な関係を希求する感情」

という意味だそうです。


また、性的指向は

「いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするかという性傾向」 のことです。
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Comment

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  • 2012/03/25 00:14
こんばんは
おおおおおお、とってもおもしろい、何て興味深い記事なのでしょう、すぐには完全に咀嚼出来ないまでもこれは記事ごと保存して何度も拝読したい貴重でかつ分かりやすい分類をされた記事ですね!
いつもこういう風に非常に分かりやすい記事を書かれるYUKAさんって本当にすごいと思う・・・わたしがこれだけ整理整頓された記事を書こうと思ったら本当に2日くらいかかるので///

おおおおお、Aセクシュアルとは初めて聞くお言葉ですが、なるほど、恋愛感情を他者に恒常的に持たないと・・・なるほど・・・こうしていろんな性愛を分類して見てみますとそもそも「恋愛感情」って何だろうって思ってきます。
この中で言うとわたしは・・・全性愛(パンセクシュアル・オムニセクシュアル)になるかもしれない・・・
なんか、男性とか女性とか自分にとっては本質じゃないんですよね・・・あああ、ちょっとシャレにならないのでここにはとても書けない事がいっぱいありますが、わたしは所謂普通の感覚の恋愛感覚・・・を持っていないような気がするので、自分ではこれがごく当たり前な恋愛嗜好を受け入れられた試しがないので何ていうかいろいろ考えさせられました!
うまく言葉に出来ずすみません!
性って、恋愛感情って何だ・・・そして「無性愛者」程わたしから遠い言葉もないな・・・と思ったのでした・・・
  • 2012/03/25 00:21
  • canaria
  • URL
勉強になります!
いやー、大学の講義みたいですね。
普段気にしない言葉ですが、非性愛と無性愛なんて、言われたら区別できないなーって気付かされました。
特に自分にない感情については、へーそんなのあるんだ と知識を得るだけでもためになりますなー。

でもなかなか友達と意見交流できないかも、、。
  • 2012/03/25 03:13
  • きたのくま
  • URL
鍵コメさん
鍵コメさん、おはようございます^^
コメントありがとうございます♪

わかりやすいですか?良かったです(*´∇`*)
そうですね~
鍵コメさんの仰っているのは、「非性愛」に入ると思います。
その上で、他人との接触に嫌悪まで感じるのならば
「非性愛」で「性嫌悪」になるのではないでしょうか?^^

いえいえ、こういう関連単語は意外と芋づる式というか(笑)
流れるように調べられるので、意外とそうでもないんですよ^^
用語をまとめただけですし^^
これに考察をつけると、相当の下調べがいりますけどね^^

こういう分類はあくまで分類なのだと思うのですが
自分の感覚や、相手が抱える感覚がどういうものなのかわかるというのは、
客観的に伝える言葉として必要な気がします。
アンダ―グランド的な言葉なのかもですが、
心理学的な言葉だとすると医学用語ですから
間違った認識よりは、きちんと知るのはいいことですよね^^

あくまで私(心理学者ではない素人)の調べたものなので、ご参考までに^^

  • 2012/03/25 04:25
  • YUKA
  • URL
  • Edit
canariaさん
canariaさん、おはようございます^^
コメントありがとうございます♪

面白いですか?良かったです(*´∇`*)
あくまで、心理学素人の私が書いてまとめたものなのでご参考までに~ですが
こういうアンダ―グランド的な用語は、間違って使うと傷つけてしまうこともあるので
知らないよりは知っていた方がいいですよね^^

わぁ~~~また、canariaさんに褒めて頂いちゃいました(*/∇\*)キャ
いえいえ、こういうまとめはそんなに時間がかからないのです。
これに「考察」をつけるとなると深い理解と知識が必要になるので^^
canariaさんは、こういうこと一つ一つに
きちんと自分の意見も交えようとなさるタイプだと思うので時間がかかられるのだと思います^^

私も「Aセクシャル」はあまりよく知りませんでした。
誤認識も多いという記述を見つけたので、まとめてみようかと思ったんです^^

「恋愛感情」というのを定義付けすると難しいですよね。
解説を省いてしまったのですが、ここでいう恋愛感情とは、
「性愛者が性的指向の対象に対して抱く情緒的で親密な関係を希求する感情」
という意味だそうです。
また、性的指向は「いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするかという性傾向」のことです。

ただし、感覚的・感情的な部分での表現はなかなか難しいですよね。

ちょっとだけ非公開で^^(白反転↓)
canariaさんは「パンセクシュアル」に近いのですか。
実は私「パンセクシュアル」を調べている時、
「セイレン」は、ここに当てはまるのではないかと思って書いていました(;´▽`A``
この記事中にもその事について触れて書いていたのですが
許可なく、このような記事中に作品とお名前を出すのは
いろいろ問題が生じたり、失礼になるかと思って削除したんです^^;;
それこそ「=セイレン」と言われる原因を作ってしまいそうで。

その辺が、この間からcanariaさんがキャラクターとシンクロさせられることで
悶えていた原因の一つかな?と思ったり。
作品についての自己投影も、同じように制作するものとして色々共感したりすることも多いです。
ただちょっと――私はけっこう大丈夫なのですが
お話しする内容によっては
ブログ上で色々面倒なことも出てくるのかな?と思いまして深く話しませんでしたが^^
ご迷惑をかけたくはないので、何か話したいことや聞きたいことがありましたら
裏でお話ししましょうか?^^
――って、なんだ裏って~~~(笑)


私もここで色々書いていいのかはばかられるのですが(笑)
私自身は一応(一応?^^;)「異性愛者」ですが、
こういう志向――「パン」とか「バイ」という概念も受け入れてしまえたりします。
そのこと自体に嫌悪感がないんですね。

世の中には、多数決方式(多いものが主流)ということが一般的で
自分と異質なもの、カテゴライズ出来ないものに対して
反射的に「嫌悪」や「拒絶」を感じてしまう方も多い気がします。
私にはそれが希薄というか……

こういうことを言うと、よく身内がそうだったらどう?とか聞かれることもあるのですが
感覚的に言うと、特に問題ないというか^^;
そうなんだ~と驚くことがあったとしても
それは、恋愛話で「誰誰のこと好きなんだ~」と教えて貰った時に感じる
「知らなかった。そうなんだ~~」に近いというか。

むしろ、やみくもに嫌悪したり拒絶したりを理解できないというか。
まぁ、生理的なものだと思うので、理解できる受け入れることが出来るというのは
なかなか難しいですけどね~~^^

私も「無性愛」はかなり遠い存在ではあると思います^^
だからこそ、少数派であるアセクシュアルだと感じている方は、
きっと悩まれるのではないかと思ったり。

あれですね!
この手の話題で色々語りたいときは、ブロともメールがいいかもですね(笑)
かる~~~く1000文字を超えそうですが(*´∇`*)

  • 2012/03/25 05:14
  • YUKA
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きたのくまさん
きたのくまさん、おはようございます^^
コメントありがとうございます♪

勉強~~~そんなに凄いことではないんですけど^^
そう言って頂けて、読んで頂けて嬉しいです^^

こういう言葉は難しいですね。
私もあまりよくわかっていない言葉でした。
今、いわゆる「新宿2丁目」とか、オネエ系といわれる人たちのおかげで
昔はタブーだったことをカミングアウトもしやすいかも知れないのですが
まだまだ少数だと思うんです。
普通はそこに至るまで悩んだり、それからも悩んだりが多いかと。

なかなか、普段語る機会はないですね(笑)
でもだからこそ、密かに悩む子も多いと思ってますが。
特に年が若くて、知識に乏しい世代は。
学生なんかは、同じ年という枠に入れられていますから
よけいに、自分と違う、他人と違うということに敏感ですし^^

自分とは異質なもの? 同じではないという感覚を
受け入れるまでは難しくても、理解できる知識があるのは悪いことではないと思うんです^^
人はそれぞれで、違っていてもいいのだと思えることで救われることも多いと思うんですよね。

こういうことを調べてみたりすると、
まだまだ知らないことがいっぱいあるなぁと思ったりします^^
  • 2012/03/25 05:35
  • YUKA
  • URL
  • Edit
にゃぁ!凄い!!

何でだろう、YUKAさんが説明してくれる事って
頭にすっと入ってくる。
説明が上手だし、解りやすい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
先生になって色々知識を与えて欲しい。

普段なら調べないであろう、
興味を持たないであろうテーマを
取り上げて分かりやすく伝えてくれるよね。
今回のテーマもこんなに色々あるなんて知らなかった!
こうやって読むと「性」って不思議!
って改めて色々考えちゃうよね。

しかし今回はなかなか難しいテーマでした( ´ ▽ ` )
  • 2012/03/25 12:29
  • チョコ
  • URL
奥深いのですね
性の世界にはいろいろあるのだと漠然とは知っていたつもりですけど、深いですね。勉強になりました。

バイセクシャルやゲイというかBLというか、そのようなものだったら自分でも書いてますし、偏見はないつもりです。
「こんないい男がゲイ? もったいない」という程度だったらありますが(苦笑)。

ア・セクシャル。
そういう言葉もあるのですね。
ほんと、勉強になりました。ありがとうございました。
チョコさん
チョコさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

わかりやすい?よかった~(*´∇`*)
先生ですか――!?ではでは、私にイラスト描きを教えてくれるかしら?^^
チョコ先生――!!^^

こういう話は、何かしら自分の周りで起こらないと
気付きにくい話題かもしれないね^^
でも、世の中には確実にいらっしゃるし
最近はTVでも活躍しているかも多いから
言葉としては色々入ってくることも多いかも^^

ただ――人はどうしても自分と違うものに違和感を感じる傾向があって
理解できないものに反射的に反応してしまうことがあると思うの。
大人ならまだ対処も出来るんだろうけど、子供や、知識のない人は特にね~^^

どれがいいとか何がいいとか、人は結局自分を中心に考えてしまうけど
自分と違うもの、自分と違うことでも
それはそれで個性なんだと思えればいいと思うんだよね^^

そう思うためにも、最低限理解できる言葉や知識は
ないよりはあった方がいいと思うんだ~(*´∇`*)

好きな人が知れぞれ違って、タイプがあるように
好きになり方、愛し方――そういうものが違ったりタイプがあってもいい気がしてます^^

そして、こういうことを知って小説なんかを読むと
その作品をより理解できる気がするし、
その作家さんの意図も感じられる気がするので
今回は小説をキッカケにして調べてみました^^

語ることも難しいテーマの記事に、反応してくれてありがとう♪
  • 2012/03/25 22:12
  • YUKA
  • URL
  • Edit
あかねさん
あかねさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

本当に、奥が深いですよね。
ご自身がこういうカテゴリーに入るかもしれないと思う方でも
よくわからない場合や、誤認識があるようです。

あかねさんは理解がおありなんですね!^^
私も、こういうことに対して違和感とか嫌悪とか感じないというか
かなり寛容というか――そう言う感じのようです。

無知が偏見や差別を生むと私は思っているので
こういうことは、知っておくのは悪くないですよね~^^

ア・セクシュアルは、誤認識も多い言葉のようです。
どうしても少数派なんでしょうね。
だから理解しづらいのかもしれません。
そう言う感覚もあるのだと知っていることは
人としても物書きとしても「アリ」だと思っています^^

いえいえ、こちらこそ読んでくださった上にコメントまで寄せてくださって
本当にありがとうございます♪
  • 2012/03/25 22:25
  • YUKA
  • URL
  • Edit
こんばんは
これも面白いですね。


世の中には色んな人がいますから、それぞれの類型に当てはまる人がいるんでしょうし、全く違ったタイプの人まで存在するんでしょうね。

また創作のキャラの話になってしまいますが、こういった面の何かを強調していくと、凄く極端なキャラクターが出来そうですね。
  • 2012/03/25 23:08
  • バカッパ
  • URL
バカッパさん
バカッパさん、こんばんは^^
コメントありがとうございます♪

そうですね。
ついつい、人は自分の尺度で考えてしまうことが多いですし
基本的にはそれでいいと思うのですが
自分と違うもの、違うことをなかったことにしてはいけないと思うんですね。

こういうことは生理的な反応を起こすことが多いとは思いますが
無知ゆえに「拒絶」や「嫌悪」が生まれることもあると思うので
知らないというよりは、知っていた方がいいと思うんです。

それに、仰るようにモノを書くということにおいては
知識として知っていると幅になるような気がします。
この言葉達も、前記事で紹介した「アシンメトリー」に書かれていた言葉を
なんだ???と思って調べた事から入りました。

知らない人でも楽しめるように書くのが、プロの物書き様なのだとは思うのですが
書き手と同じように、読み手側にもそれなりの知識があった方が、
より楽しく読めるのかな?と思ったりします^^

創作キャラ――私も思います。
色々な分野についての知識が、モノ作りの邪魔になる事はないですよね^^


  • 2012/03/26 01:09
  • YUKA
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