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雑誌のインタビューと撮影が終わり、ヒョヌは愛車のベンツを走らせていた。
予定の時間より2時間も押してしまった。それでもまだ間に合う――そう考えながらバックミラーを覗き、一台の車に舌打ちする。
スタジオ近くから見かけていた車が後を追うように走っていたが、途中でヒョヌが徐行すると、その車はあっさりとヒョヌの車を追い抜いていった。そして、その後入れ替わるようにしてついてくる一台の車。
「全く――。ほっといてくれ」
有名人のスキャンダルは、芸能記者にとって仕事の糧だ。色々な方法を駆使して追跡される。
「悪いけど、こっちも伊達に長いこと俳優をやってるわけじゃないんでね」
そう悪態をつくと、口の端で笑った。
そのまま滑らせるように車を走らせ、ある高級デパートの地下駐車場に向かう。
駐車場から繋がる上階には、ショッピングフロアーのほかにレストランやバーもある。クリスマスの夜ともなれば当然のように満車だったが、ヒョヌは綱手《つて》を使ってあらかじめ2台分のスペースを確保していた。
「ちゃんと出ていってやるから、大人しく待っててくれよ」
歌うようにそう呟くと、確保していたスペースに車を止めてコートを羽織り、キャップを目深にかぶって黒縁の眼鏡をかける。車から降りると、足早にエレベーターまで向かい、3階のボタンを押した。
ヒョヌが立ち寄ったのは、3階フロアーの半分を占める大きなブックストアー。深夜0時まで開いているこの店は、予想通りクリスマス当日も結構な人がいる。
ヒョヌはそのままフロアーを歩き、新書や雑誌を手に取って選び始めた。
カジュアルなコートにキャップと伊達メガネ――お粗末とも思えるこの変装では、芸能人が醸し出すオーラまでは隠せない。5分もすると、周りにいた女性がヒョヌに気付き、ひそひそと話しているのが聞こえてきた。
――そろそろいいかな。
ヒョヌは、ざわめき始めた周囲の声を合図にするように、手にしていた本を会計へと運んでいく。写真やサインをねだられる前に、適度に親しみやすさを感じさせながら、これ以上は近寄るな――そういう雰囲気を意識的に醸し出す。一種近寄りがたい雰囲気を出さなければ、騒ぎが大きくなってしまうからだ。
「あの――、もしかしてカン・ヒョヌさんですか?」
レジを打っていたアルバイト学生が、小声で遠慮がちに声を掛けた。
「はい」
ヒョヌはあっさりと肯定して、いつものように優しく頬笑んだ。
「クリスマスにバイト、大変だね」
「はい。あ、いえ。――ヒョヌさんは……」
「仕事帰りなんだ。明日も仕事だから、クリスマスの夜なのに一人淋しく本を買って読んで寝る」
「あはは。そうなんですか?」
「そう、内緒だけどね」
おどけるように肩を竦めて品物を受け取り、頑張ってねと声をかけてその場を後にした。
背後から本物だと騒ぐ声が聞こえ、それが波のように大きくなっていく。何人かがスマートフォンを手にしたのを目の端に映し、気付かれないように小さく笑った。
「好きなだけ、呟いてくれ」
人々の視線を交わすように歩き、紙袋を手にしたままフロアーのトイレへと向かった。
***
「大丈夫でしたか?」
そう言って声を掛けたのは、マネージャーのキム・ジフン。
「悪い。ちょっと遅くなった」
「大丈夫です。――で?」
「たぶん今頃、一斉に呟いているよ」
本屋の紙袋を棚に立てかけてキャップとコートをジフンに渡しながら、ヒョヌの顔に思わず笑みが零れた。
「じゃあ、時間の問題ですね」
「ああ」
「食いつきますかね?」
「必ず。僕がここに入ったとこまでは見てるからね。あっという間だよ」
話しながらジフンとヒョヌはお互いの車のキーを交換する。
このために2人はひと月前から髪型を似せて、今日は同じジーンズと靴を履いていた。2人はもともと背格好の似ていたため、さっきまでヒョヌが纏《まと》っていたコートとキャップに伊達メガネをかけたジフンは、遠目で見ればヒョヌと違和感がない。
「じゃあ、先に行きます」
「ああ、悪いね」
「良いんですよ。結構楽しいし」
「はは。――じゃあ、後は頼む」
「はい。またあとで」
ジフンはそう言って笑うと、紙袋を手にしてトイレを後にした。
用意されていた服に着替え、暫く時間を潰してからヒョヌはそっと地下に降りた。
幸い誰にも見つからず、ジフンの乗ってきていた車の運転席に滑り込む。後部座席に用意されている花束を視線だけで確認すると、エンジンをかけて走らせた。
***
ヒョヌは、ソウル中心部から車を飛ばして30分ほどの所にある丘に向かっていた。
私有地につき――という立て札を無視して進んだ先には、少し開けた小さな庭園がある。場所が高台のせいもあるが、取り囲むように植えられた木々の間に小さな外灯がいくつか灯っているだけで、外の景色を伺うことはできないようになっていた。
「さすがに寒いな」
エンジンを止めて、優奈のためにと用意した大きめのブランケットを片手に車から降りると、刺すような寒さに一瞬身体を震わせた。
ほどなくして、一台の車のライトが近づいてくる。
「すみません、お待たせしました」
そう言って降りてきたのは、ヒョヌのマネージャーのキム・ジフン。そして後部座席からは――
「オッパ」
優奈は外気の寒さに一瞬身体を竦めた後、真っ直ぐヒョヌの元へ歩いてきた。
「急に呼び出してごめん」
「それは良いけど、どうしたの?」
「優奈に見せたいものがあったんだ」
ヒョヌはそう言って、優奈の体を包み込むように持っていたブランケットを掛けてやる。
「寒い?」
そう言って微笑むと、ヒョヌはすっと手を伸ばして優奈の頬をそっと包んだ。
「うん。でも大丈夫」
やっと会えた――。
今日一日、この優しく微笑む顔を何度思い描いただろうか。
「じゃあ、俺はこれで」
逢った途端に2人の世界にはいってしまったヒョヌと優奈に苦笑して、ジフンはワザと大きな声で告げる。
「ああ、悪い。ありがとう」
「いえ、じゃあ」
互いに軽く手をあげるようにして別れを告げ、ジフンは車に乗り込みエンジンを掛けた。
ヒョヌと別れた後、ジフンはそのままヒョヌの車で彼の自宅マンションへ向かうことになっている。途中で連絡を取っていた優奈とマンションの地下にある駐車場で落ち合い、用意していたレンタカーに乗り換えてここに優奈を連れてきたのだ。
ヒョヌの車を目印に追ってきたマスコミは、目立たないようにしながら彼のマンション前にまだ張り込んでいるはずだった。ジフンは一旦ヒョヌのマンションに戻って、ヒョヌの愛車であるベンツに乗り換え、張り込んでいる記者を引き連れて自身の彼女とクリスマスデートに出かける手筈になっている。
『クリスマスデートのために、ヒョヌさんに車を借りたんです』
後日突っ込まれた時の、そんな言い訳まで用意して。
盛大にばらすために、ヒョヌが友人のイタリアンレストランに予約を入れてくれていた。もちろん会計はヒョヌ持ちで。自力ではなかなか予約の取れないレストランだったから、時間の遅いディナーでも彼女はきっと喜ぶだろう。
それに――
車から降りて来た人間がヒョヌでないとわかった時の、記者の落胆を想うと自然に笑いが零れた。
***
「見せたいものって?」
「こっち」
ヒョヌは優奈の手を握り、誘導するように歩き始めた。
影絵のようにうっすらと浮かび上がる木々の間をすり抜けて向かった先は、ソウル市街が一望できた。眼前に広がるその景色は、まるで光の粒を振りかけたように煌びやかに輝き、地上に星屑を敷き詰めたかのようだった。
「……綺麗」
ため息をつくように呟く優奈の顔を、ヒョヌは少しかがんで覗きこんだ。
「クリスマスに、どこにも行けないんじゃ淋しいなって思ってね」
優奈の反応に気をよくしたヒョヌは得意げに笑う。
「穴場スポットなんだ。普通は入れないけど」
その言葉に、優奈はハッとヒョヌを振り返った。
「そう言えば、ここ私有地でしょう? 大丈夫なの?」
「大丈夫。許可はとってあるから」
「そうなの?」
「そう。ここ、前回のドラマの撮影候補地だったんだ」
「え?」
「その時に許可を取って撮影に来たんだけど、脚本の都合で使わないことになって。その時ここを知ってね。その後ここの所有者の方と、ある会場で会った時に内緒でお願いしたんだ。この景色を一緒に見たい人がいるんですって」
「…………」
「いい人でね。快く了承してくれたよ」
「そうだったんだ」
なるほどと呟いた優奈の気配を左側に感じながら、ヒョヌは視線を夜景に向けたまま静かに話し始める。
「ファンは知らない」
「え?」
「撮影候補地だったけど、結局撮影はしてないから。私有地だしね。ここを知っているファンは、優奈だけ」
「…………」
「この夜景を一緒に見たいと思ったのも、優奈だけだから」
「――知ってたの?」
大きく息を吸い込んで眼を見開いたまま、優奈はヒョヌを見つめで思わず呟いた。
いつもいつも、自分の一歩も二歩も先を行く彼の熱狂的なファンに感嘆しながら、彼女でありファンの一人であるはずの自分を情けないとも感じていた。愛情の違い――ファンの熱意をそういって無邪気に語ったあるサイトの書き込みに、少し落胆もしていた。
そんな自分に届けてくれた「特別」というクリスマスプレゼント。
「ありがとう――」
その想いが嬉しくてそれを伝えたいのに、こんな言葉しか出てこない。
そんな優奈を見つめながら、ヒョヌは繋いだ手をぎゅっと握りしめる。
「もう1つ」
その声に弾かれたように優奈が顔をあげると、ヒョヌがその手を少し引いた。
「もう一つ、見せたいものがあるんだ」
「え?」
ふと辺りを見渡すと、さっきまで点いていた小さな外灯まで消えている。静かな闇が降りた庭園のなかで、吐く息だけが白い。
繋いだ手に導かれるように、今度は庭園の反対側の木々をくぐり抜けていく。
「――――!」
優奈は息をのみ、今度こそ言葉にならない声をあげた。
凛とした空気に包まれて見上げた先に広がるのは、今にも零れ落ちそうなほどの星空――
普段は隠れて見えないような、小さな星たちの輝きまで映し出された漆黒の闇は、澄んだ空気に揺られてキラキラと揺らめいている。
「今日は新月なんだ」
呟いたヒョヌを見上げると、彼の横顔は空を見上げながら微笑んでいた。
太陽の光を鏡のように受けて輝く月が、地球の陰に隠されて光を失い、その姿を隠す日――。
月明かりに照らされない夜空の星達は、その存在を競うように煌めいている。
「新月なんて――よく知ってたね」
「この間参列した試写会で聞いた」
「そうなんだ」
「そう。――で、出掛けないはずだったんだけど、急遽変更したんだ。だからここ以外に行くところは、用意してないんだけど――」
「そんな――」
充分だった。
夜空に煌めく無数の星と、地上を彩る光の絨毯――どちらも声にならないほど綺麗で、かけてくれた想いが切ないほど嬉しい。
泣きそうになるのを堪えながら自分を見上げている優奈を、ヒョヌはその腕で包み込む。
「ありがとう」
少し震える声でそう呟いた優奈の腕を取ってそっと離し、ヒョヌはその頬を両手で包んで口づけを落とした。
***
長いキスの後、そのキスに弾かれたように、ひっそりと沈黙していた地上の小さな外灯たちが一気に点灯した。
「なに?」
「時間切れ」
「時間、切れ?」
「いつもはこんな風に点灯しているんだ。今日は少しの間だけ消してもらってた」
「そうなの?」
「そう。時間でね」
星を見せたかったから、間に合ってよかった――そう言って笑ったヒョヌから視線を外し、優奈はあらためて辺りを見渡した。
先ほどとは違い、火を灯したようなオレンジ色の小さな外灯達は、暗闇に包まれていた小さな庭園をほんのりと照らしている。その幻想的な情景に、さすがドラマに使おうと考えるだけはあるなと、妙な所に感心した。
「さすがに外灯が灯《とも》ると星は見づらくなるな」
空を見上げたヒョヌを振り返って、優奈はくすりと笑った。
「ん? どうした?」
「一番輝く星は、私の隣にいるなって思って」
「――――!」
ヒョヌは一瞬目を瞬《またた》かせたあと、優奈と2人で顔を見合わせて同時に小さく笑った。
「月が隠れてくれたおかげだね」
「ん?」
「いつもは月を眺めるのも好きだけど、今日はそのおかげで降るような星が見れたから」
空を見上げながら微笑んでいる優奈の横顔が、温かくともった街灯に照らされて輝いている。それを素直に美しいなと感じながら、ヒョヌはポケットに手を入れた。
「星は隠れたけど、月はここにある」
「え?」
ヒョヌがポケットから取り出したものを見て、優奈は一瞬息をのんだ。
「それ――」
「月の雫」
「月の、雫?」
「そういう名前なんだ」
そっと手渡されたのはムーンストーンのペンダント。
「迷ったんだけどね」
そう告げたヒョヌの声に、優奈はハッとして顔をあげる。
「その石をみれば、優奈はきっと思い出すから」
「…………」
そう言って優奈を見つめたヒョヌは、静かに微笑んだ。
かつて――
彼女が本気で愛して、愛された人から送られた愛の石。
留学を重ねる彼女の旅を心配し、想いの欠片として贈られたお守り。離れていても心は通じていると伝える恋人の石。
ムーンストーンに込められた想いが、ヒョヌには痛いほどわかっていた。
「初めは――他の石にしようと思ってた。ムーンストーンに拘ることはないとも思ってた。でもどれもしっくりこなかったんだ。それを見た時――おかしな話だけど、これだと思った。僕が贈る石はこれしかないって、何だかそんな風に思ったんだ」
「…………」
「その石の意味も込められた想いも、わかってる」
「…………」
「あの島でに遭難してそれを無くしたって知った時、きっと彼の想いが優奈を守ったんだなって、そんな風に思ったりした」
「オッパ」
「今度は、僕が贈るよ」
「…………」
「僕の仕事は時間も不規則で、大切な日に優奈の傍にいられないかもしれない。すぐに――駆け付けてあげられないかもしれない。今はまだ、人目を忍ぶようにしか逢うことも出来なくて、淋しい思いをさせるかもしれない。でも、僕の想いは変わらない。今までも、これからも。今度はそんな僕の想いが優奈を守ることが出来るように。――だからそれは、僕の身代わり」
受け取ってくれる?そう問いかけられて、優奈は黙って頷いた。
こみ上げる感情で、優奈の身体が小さく震えている。
「優奈」
囁くように呼ばれて見上げたヒョヌはいつものように微笑んでいた。口元を両手で押さえながら、何かを伝える言葉のかわりに優奈の瞳から綺麗な涙が零れ落ちた。
溢れる涙で濡れた瞳で見上げてくる優奈を、ヒョヌはそっと包み込む。
「ずっと変わらず、愛してる」
小刻みに揺れるその身体の震えを受け止めるようにして、ヒョヌは抱きしめた両腕に力を込めた。
私も――。
愛してるでも、ありがとうでもまだ足りない気がする。
相変わらず傍にいるだけで嬉しくて、時々わけもなく泣きたくなった。目一杯愛してるって今日思っていても、明日になると今日よりもっと好きになってるから、今抱えている想いをどう伝えていいのか、いつもわからなくなってしまう。
伝えたいのに、心が震えて声が出ない。――ただ、幸せだった。
幾千の瞬く星たちが隠されてしまった漆黒の空の下、2人はもう一度キスを交わした。
***
郊外の小さな庭園から、2人はヒョヌの自宅に戻った。
優奈は贈られた花束をキッチンで花瓶に生けかえてから、咲き誇るかのように甘い芳香を漂わせるその花を愛でていた。
ヒョヌに名前を呼ばれて振り返り、キッチンを出てリビングテーブルの上にそれを置くと、ソファーに腰掛けていたヒョヌが優奈を引き寄せて自分の膝上で抱きかかえた。
「私、結局なにも用意してない」
「そんな事ない。食事作って待っていてくれたんでしょ?」
「うん、それはね」
「僕のために時間を作ってくれたし」
「そうだけど。それだってオッパの方が大変だもの」
「どんなプレゼントより、それが一番嬉しいんだ」
「プレゼントって――プレゼントになってる?」
「もちろん!」
首筋に顔を埋めているヒョヌの頭を抱えて、柔らかい髪をそっとなでると、暫くしてヒョヌが顔をあげた。
「オッパ、少し痩せたね」
「そんな事ないと思うけど。栄養不足かな?」
「食べてないの? 今日の食事は?」
「ずっと我慢してた」
「えぇ? なんで我慢するの! 身体に悪いよ?」
「うん。ここのところ忙しかったしね。すぐ食べていい?」
「あ、うん! 用意はしてあるの。すぐ温めるからね」
そう言って立ち上がろうとする優奈の両膝を、ヒョヌはすくうようにして横抱きに抱え上げる。
「……ちょっと、オッパ?」
「ん?」
「えっと、自分で歩けるから……って、どこ行くの?」
「食事」
「でも、そっちは寝室……」
「我慢は身体に悪いって言ったでしょ?」
「え? そういう意味じゃ……そういう意味?」
とっさに彼の首に手を回し、ぎょっとして目を丸くする優奈にヒョヌが小さく微笑む。
「そういう意味」
「……お食事は?」
「だから――」
「そ、そうじゃなくて! あの、普通の食事は?」
普通の食事って何だ? と自分に突っ込みながら、優奈は慌ててヒョヌに声をかける。
そんな優奈を見てヒョヌが楽しそうに笑った。
「もちろん、食べる」
「……こういうのって、先に食事じゃないの?」
「優奈」
「なぁに?」
「優奈は好きなものを先に食べるタイプ? それとも取っておいて最後に食べるタイプ?」
「え? タイプ……?」
優奈の揺れる瞳を覗きこんだヒョヌが得意気に笑う。
「僕は断然、好きなものから先に食べる!」
「――え?」
「メリークリスマス、優奈」
優奈は一瞬呆気にとられたあと、ヒョヌを見つめながらくすくすと笑った。
「メリークリスマス、オッパ」
23時58分。
揺らめく蝋燭のかわりに灯された間接照明が陰影を作りだす部屋の中で、リビングから奥へと向かう2人の影が静かに動き出した。
流し続けていたクリスマスソングが、まだ微かに聞こえている。
ヒョヌは横抱きに優奈を抱えたまま、器用に寝室のドアを開けてぶつからないように中へ潜り込むと、後ろ足で軽く蹴ってドアを閉めた――
Happy Merry Christmas
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